川口・クルド人問題の実態とは? 移民はどこまで受け入れてよいのか?わが国の移民政策に警鐘を鳴らす新潮新書『移民リスク』(三好範英著)を2月15日に発売します!


埼玉県川口市・蕨市のクルド人問題、「入管の闇」と称される入国管理局への批判、欧米で高まる移民排斥の動き……。国内外で移民の在り方が問題となっていますが、これらの問題をどう考えればよいのでしょうか。欧州の社会情勢に詳しい著者は、それぞれの現場である、川口、トルコ、入管、ドイツに足を運び、その実態をレポートします。移民を野放図に受け入れてよいのか? わが国の移民政策に警鐘を鳴らす新潮新書『移民リスク』(三好範英著)は2月15日の発売です!

埼玉県川口市・蕨市でクルド人の迷惑行為が問題になっています。彼らは短期の観光ビザで入国し、難民申請をして日本に留まっています。しかし、彼らは難民と言えるのでしょうか? その答を知るために、著者はクルド人の故郷、トルコへ飛びます。海外への出稼ぎ経験のあるクルド人や地元政治家や知識人を訪ねて得た答は、政治的な迫害から海外へ出るクルド人は非常に少なく、ほとんどは経済的理由からの移住だということです。いわゆる「難民」に当てはまるケースは、ほとんどないのです。
一方、メルケル前首相の政策で移民受け入れに前向きだったドイツ。かつては「移民先進国」と言われましたが、すでに移民の規制へと方向転換をしています。クルド人も難民と認定されるのはわずか3・3%。相次ぐイスラム原理主義テロや犯罪の増加など、移民がもたらした多くの社会問題に頭を悩ませています。
■目次
第1章 川口・蕨「クルド人問題」の真相
第2章 「入管の闇」という偏向
第3章 移民規制に舵を切ったドイツ
第4章 理想論が揺るがす「国家の基盤」
■内容紹介
クルド人=政治難民というイメージ、入管行政へのメディア批判、移民先進国ドイツの先例――人口減や人道的配慮など移民を受け入れるべき理由はあるものの、このまま押し進めて本当にいいのか? 欧州事情に通じたジャーナリストが、クルド人問題に揺れる埼玉・川口、彼らの故郷トルコ、移民流入に悩むドイツ、「入管の闇」問題をめぐって現地徹底取材。国家の基盤を揺るがす「日本的ゆるさ」に警鐘を鳴らす。
■著者紹介
三好範英(みよし・のりひで)
■書籍データ
【タイトル】移民リスク
【著者】三好範英
【発売日】2月15日発売
【造本】新書版
【本体定価】968円(税込)
【ISBN】 978-4106110771
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/611077/
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