現地時間2022年7月20日(水)にカイロ(エジプト)で開催された、フェンシング世界選手権大会個人戦にて、女子サーブルで江村美咲選手(立飛ホールディングス)が金メダルを獲得致しました。女子サーブルの世界選手権における日本選手のメダル獲得は史上初となります。
今大会を世界ランク3位で迎えた江村選手は、ベスト16でILIEVA選手(BUL)を15対12、準々決勝でEIFLER選手(GER)を15対10で勝ちあがると、準決勝では世界ランク30位のNAVARRO選手(ESP)に15対5で勝利。決勝では世界ランク1位のBASHTA選手(AZE)を15-10で制し、見事金メダルを獲得しました。
日本選手がサーブル種目で世界選手権のメダルを獲得したのは史上初、全種目を通じて金メダルは2015年大会の男子フルーレで太田雄貴氏が獲得して以来の快挙です。
【選手コメント】
世界選手権は2014年に初めて出場してから何度も決勝戦を眺めていたので、まさかそこに自分が立って優勝する時が来るなんて思いもしなかったです。本当に嬉しいです。
初戦からかなり緊張していましたが、試合数を重ねるごとに身体も気持ちもほぐれてきて、後半は相手の特徴に合わせて冷静に戦術を作れたのが良かったと思います。またひとつ夢も叶って、オリンピック金メダルに近づけたと思います。これまでサポートしてくれた全ての方に感謝を伝えたいです。
これからもチャレンジャー精神で努力して、選手として、人として応援したいと思ってもらえるような自分でありたいと思います。遅くまで応援していただいた皆様本当にありがとうございました。
公開日:2022.07.22