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【巨人】野球が楽しくないと落ち込んでいた今村信貴としたキャッチボール≪田原誠次オンライントーク≫

野球が好きだから上手になりたい、嫌いになったら上手になりたい気持ちもなくなってしまう

田原誠次さんが期待したい今村信貴投手についてのトークだ。

2011年に入団した10年目、27歳の左腕。歳は違えど同期入団。

2021年はシーズン序盤は先発投手として10試合で投げた。4月には完封勝利も成し遂げた。

7月からはリリーフとして7試合に起用された。

今シーズンの成績は3勝4敗、防御率2.71という成績。防御率が2点台というのは立派と言っていいだろう。


田原誠次さんは2020年の春キャンプで今村信貴が落ち込んでいた時の話をしてくれた。

ウエイト練習中に元気なく座っている今村信貴の姿を目にした。

少し話をしたら「野球が楽しくない」と今村信貴は答えたという。結果が出ない中で戦力外になることを恐れていたようだった。


田原誠次さんは「野球が面白くないということは、野球を上手になろうとしてないということ」「野球で結果が出なくて命を取られるわけではないんだから、好きな野球を楽しもう」という言葉を投げかけた。

そうすると今村信貴の顔がどんどん明るくなっていった。

翌日に投げることが決まっていたのに「いまから田原誠次さんとどうしてもキャッチボールをしたい」と懇願されてもう夕方の時間帯だったのにキャッチボールをしたことが強く記憶に残っているという。

そして、2020年は11試合に先発して5勝2敗という成績を残した。

田原誠次さんの今村信貴に与えた勇気が何かしら良い方に影響したはずだ。