立ち方にも「質の差」がある!
「立ち方を変える」には、二つの意味があると思っています。一つは、単純に立っているときの姿勢を整える、という意味です。「猫背になっていないか」「頭の位置が前に出ていないか」「ひざが曲がりすぎていないか」などを確認し、見た目に正しい姿勢に近づけること。これも大切なアプローチです。
しかし、私が「ターダ・アーサナ」をピックアップしたのには、もう一つの意味をより重要視する必要があるからです。それは「体の内側に意識を向ける」という点。先ほどからお伝えしている「引き寄せ」「引き上げ」というワードがまさにこれで、外側から見た形を整えるだけでなく、関節や筋肉という体の内側に意識を向けて形を整えるということなのです。
前者も後者も、立ち方を変えていることに変わりはありませんが……、例えば「あそこは人気の大学だから、私も入学したい」という気持ちで取り組む勉強と、「あの教授のもとで、私は◎◎を学びたいから絶対にあの大学に入学したい」という気持ちで取り組む勉強とに質の差が生じるのと、同じことだと思っています。
【書誌情報】
『立ち方を変えたら、体がたちまちキレイになった』
著:YUKO
Instagramでナチュエロボディが人気!万年ダイエッターだった著者が、ヨガを学んで辿り着いた、最高にシンプルで最強のボディメイク。それは、パンパンの太もも、くびれのないウエスト、垂れたお尻、四角いお尻、猫背、メリハリのないラインなど、あらゆる悩みを解決する「立ち方」でした。本書では、実際に著者自身の体を変えた「ターダ・アーサナ」と呼ばれる立ち方を中心に、げっそりやせるためではなく、キレイで色気のあるボディラインの作り方や、女性にとって大切なインナーコントロール、骨盤開閉リズムについて解説。一生「心地のいい体」でいるためのコツをお伝えします。
公開日:2020.04.12
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