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青森地区の2021年度甲子園での戦い&夏の展望とは!?【がっつり!甲子園2021】

Text:落合初春

全国49地区 夏の大会データベース
【青森】

1969年夏に三沢が甲子園準優勝。その後は冬の時代が続いていたが、ここ20年で八戸学院光星と青森山田が力技で全国強豪に名乗りを上げた。弘前学院聖愛、八戸西なども元気いっぱい。

《2021年 センバツ結果》八戸西 1回戦

●甲子園での戦い&夏の展望
八戸学院光星と青森山田の2強に待ったをかける第三勢力が急激に成長!

2010年代は夏甲子園の初戦敗退は1回のみ。田村龍弘(現ロッテ)、北條史也(現阪神)を擁する八戸学院光星が2011年夏から3季連続で甲子園準優勝を果たしたほか、青森山田、八戸工大一、弘前学院聖愛も夏の甲子園で白星を挙げており、軽視できないエリアになっている。

2019年夏は八戸学院光星が強打で3勝を挙げ、ベスト8に進出。準々決勝では明石商(兵庫)に6対7で敗れたが、最大5点差を追いついたパワフルな打線はこれまでの東北の野球を覆すような迫力だった。

近年は東北大会でも弘前東や八戸西が健闘。八戸西は今春のセンバツで世紀枠として、うれしい甲子園初出場も果たした。これまでの青森県は八戸学院光星と青森山田の2強だったが、地区の底上げが著しく、活気を帯びている。

昨秋、今春ともに八戸学院光星が青森大会を制したが、秋は青森山田、弘前学院聖愛、春は再び青森山田、八戸西、東奥義塾が1点差の好勝負を繰り広げており、差はほとんどない。ここに八戸工大一、青森商、八戸工大二、三沢商なども加わってくるだろう。やや押され気味だった青森山田も昨夏は独自大会を制しており、主導権争いは継続している。

過去10年青森 夏の甲子園/地方大会決勝戦績

全国49地区夏の甲子園DATABASE【北海道・東北編】

かつては初戦で当たれば儲けものと言われていた北海道・東北勢。しかし、駒大苫小牧の夏甲子園2連覇を皮切りに全国レベルのチームが次々と登場。東北勢もいよいよ「白河の関」越えのときは近い!︎

投球制限が追い風になる!好投手の産地への期待は大

田中将大(楽天)、ダルビッシュ有(パドレス)、菊池雄星(マリナーズ)、大谷翔平(エンゼルス)、佐々木朗希(ロッテ)。21世紀に入り、数々の怪物を生み出した北海道・東北勢。

北海道はすでに駒大苫小牧(南北海道)が2004年夏、2005年勝戦で度も涙を呑んできた東北勢の初Vが待ち望まれる。

戦績を見れば、2011年夏、2012年夏に連続準優勝の八戸学院光星(青森)、2015年夏に準Vの仙台育英(宮城)が全国優勝への切り札。

2018年夏にエース・吉田輝星(日本ハム)を擁し、決勝まで駆け上がった金足農(秋田)も鮮烈だったが、ここに来て投球制限のルールが制定され、エース一人の力だけでは勝ち上がれない情勢になったのも事実だ。

しかし、近年の北海道・東北勢は投手育成に定評があり、プロスカウトもまず目を向ける地域。仙台育英をはじめ、いち早く複数投手制に舵を切ったチームも多く、甲子園でも優位に立てる可能性は高い。

過去5年 北海道/東北地方大会結果

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2年ぶりの夏が戻って来た!自粛ムードにつつまれた日本列島に清々しい活気の旋風を巻き起こす球児たち!この夏の主役候補たちに大接近!春夏連覇を目指す東海大相模の門馬監督と石田隼都投手!ドラ1候補、大注目の小園健太投手(市立和歌山)、達孝太投手(天理)の直前の意気込み!甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ!高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !