ポリフェノールが豊富な赤ワインで健康に!
ワインには赤と白がありますが、健康効果が高いのは「ポリフェノール」を多く含んでいる赤ワインです。
なぜ白ワインよりも赤ワインのほうが多く含まれているのかというと、赤ワインはポリフェノールが豊富な黒ぶどうの種子や皮を取り除かずに実と一緒に搾るからです。
赤ワインに含まれているポリフェノールには、非常に強い「抗酸化作用」があります。抗酸化作用とは、体内の細胞を酸化させる「活性酸素」を除去する力のことで、細胞膜の酸化による動脈硬化や老化などの予防に繋がります。さらに「アントシアニン」によって低下した視力や眼精疲労を回復する効果も期待できます。
ワインは若いものよりも熟成させたもののほうが健康効果が高いと言われています。ポリフェノールなどの成分は、時間をかけて熟成させることで成分同士が結合し、パワーアップするという特徴があり、白ワインも熟成させれば若い赤ワイン以上の健康効果を得られます。
美味しくかつより高い健康効果を得るなら約10年間熟成させた赤ワインをオススメします。
なお、ワインのラベルに記載された年号(ヴィンテージ)はぶどうの収穫年であり、瓶詰めされた年ではない上にワインによっては年号そのものが書いていないこともあります。購入する際はお店の人に確認するといいでしょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』
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公開日:2022.03.26