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飛距離は伸び、スウィングの再現性も高くなる“いいアドレス”のつくり方とは!?【中村俊介の脱・手打ちで「軸がブレないスウィング」をつくる】

脱・手打ちで「軸がブレないスウィング」をつくる

前号で紹介した「自由に動けるカラダづくり」をもとに、本誌vol・8からは「大きな筋肉を使った〝軸がブレないスウィング〟」に取り組んできた。アドレスからフィニッシュに至るまで、フィジカル(身体)的に〝いいカラダの動かし方〟と、その動きに近づけるためのストレッチを、今号もエッセンスを凝縮して紹介する。

“いいアドレス”のつくり方

●軸がブレないスウィングの第1歩は〝いいアドレス〟
軸がブレないスウィングを体得する第1段階が、〝いいアドレス〟をつくること。いいアドレスは、骨盤が前傾し、股関節がしっかり入り、背中は真っすぐ伸びています。このアドレスなら、手をダラリと垂らした状態で組むと、身体の前にふところができます。ふところはクラブと手の通り道になるので、スウィング中は常に必要です。

また、手がダラリとしていることでもわかるように、いいアドレスでは手の力が抜けています。脱力を意識的にできるのは超一流の技ですが、身体の大きな筋肉を使うことを意識すれば、結果的に手の動きが抑えられ、飛距離は伸び、スウィングの再現性も高くなります。

【〝いいアドレス〟の3要素】
「骨盤を前に傾ける」
「股関節を入れる」
「背中は真っすぐ」

猫背でどうしても背すじがまっすぐ伸びない人は…【背骨ストレッチ】

【1】横向きに置いたストレッチポールが、肩甲骨の少し下側くらいに当たるように寝る。ヒザを曲げ、おしりは床につけ、頭の後ろで手を組む。

【2】ヒジを締め、息を吐きながらゆっくり後ろに反らしていく。これを10回繰り返す。目標は頭が床に着くまでだが、背中や首が痛くならないように注意して行う。

【BAD】頭を床に着けようとするあまり、おしりが浮いてしまう。

※ストレッチポールがない人、ストレッチポールだと背中が痛い人はバスタオルで代用できる
バスタオルを2枚用意し、重ねてからしっかり強く丸めた状態にして床に置く。

おしりを後ろに出すと、モモの裏がキツいという人は…【モモ裏ストレッチ】

椅子や机などに両手をつき、背すじを真っすぐ伸ばす。

この姿勢のまま、片足を上げていく。軸足の裏側が突っ張ってくるので、痛みがない範囲でゆっくり上げ下ろしを両足各10回ずつ行う。

【ココに注意!】股関節を使って足を後方に真っすぐ上げる。

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