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体重測定を定期的に行っている人は痩せやすい?体重・体脂肪率の測定を習慣にする方法とは?【一生太らない生活】

Text:吉原潔

体重を測ろう!

週1夜断食を始めるときに準備したいものリストに体組成計が入っていましたが、これは週1夜断食中には体脂肪率の変化を見ていくのに使っていただきたいですし、健康な体を取り戻した後、その体を維持していくときにも役立ちます。断食後も体重や体型をキープされている方に共通しているのが、毎日、体重を測ることを習慣にしていることです。

人それぞれ、自分にとってのベスト体重があると思います。たとえば、ベスト体重が53㎏の人であれば、体重のボーダーラインを54㎏に設定しておき、そこを超えたらすぐに夜断食をしてリセットをする。そんなふうに、早め早めに体を整えることで、長い方では10年以上体重をキープされています。

人間には現状を維持しようとするホメオスタシスという機能が備わっていて、体重を維持する期間が長ければ長いほど、それが自分にとっての当たり前になります。ところが、週1夜断食で理想の体重になって維持期間に移行している間は、まだ、以前の体重のほうが体に形状記憶されていて、そこに体が戻ろうとする力が働きやすくなります。そこでじわじわと体重を増やしてしまっては元の木阿弥です。

毎日体重計に乗って、ボーダーラインを超えたらその日は夜断食をする。いつもより歩く時間を増やす。夜の食事を野菜たっぷりメニューに切り替える。そんなふうにして、自分なりにやりやすい仕組みを作り、今の体が自分にとっての当たり前になるように、維持する期間を伸ばしていきましょう。

出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢

【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢

若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。

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