後半戦5連勝を挙げた小島和哉
千葉ロッテマリーンズの背番号43、小島和哉。今シーズン、チーム最多勝となる10勝を挙げ、リーグ優勝争いの立役者となった一人だ。
順調な成長曲線を描いているに見える小島和哉だが、今シーズンの中盤に2試合続けて5回を投げ切れずに降板した際は、ネガティブな思考にも陥ったと語る。
そんな小島和哉に効果的なアドバイスをくれたのが、美馬学投手だ。美馬学は2020年シーズンに東北楽天イーグルスから移籍してきた。2020年は10勝を挙げた実績の高い投手だ。「せっかくローテ入りして投げられているのだから、その状況を楽しめ」とアドバイスをくれたそうだ。
そのアドバイスにより、小島和哉は良い意味で開き直って投げられるようになり、それが後半戦での2戦連続完投(1完封)や、5戦連続勝利に繋がったのだ。
また、レオネス・マーティンからのアドバイスも効いたようだ。左の一流打者からの投球に関する感想は、小島和哉の「考えすぎ」を防ぐ結果になったと語る。
小島和哉は来シーズンは入団4年目。チーム全体での悔しい想いをバネにして、来シーズンこそは優勝を勝ち取ってくれることに期待している。
【ラブすぽ】小島和哉投手独占インタビュー
協力:千葉ロッテマリーンズ 21年11月3日実施
公開日:2021.12.01