アーモンドアイは勝って、賞金女王に近づけるのか!?
いよいよ今週、暮れの大一番レース「有馬記念」が行われる。
アーモンドアイが出走を表明し、人気が集中しそうな様相だが、果たしてすんなり勝てるのか? 有馬記念は牡馬が強いレースであり、牝馬で有馬を制したのは昨年までで、たった5頭しかいない。
そこで、牝馬で勝った馬を思い返して、アーモンドアイが勝てるかを考えてみよう。
「ガーネット」1959年の第4回を勝利。
1957年にデビューしたが、オープン戦止まりで、重賞の勝ちはなかった。
繁殖に上がる予定だったが、引退記念として天皇賞(秋)に挑戦したところ、ハナ差で勝利。さらに続く有馬記念も勝利し、その後は無事に繁殖入り。
子孫にメイショウサムソンなどの活躍馬をだしている。
「スターロッチ」1960年の第5回を勝利。
1960年のオークスを勝ち、その年に有馬記念を制覇している。これは、現表記でいえば3歳での勝利で、牝馬に限っていえば、史上唯一の記録である。
「トウメイ」1971年の第16回を勝利。
1971年の天皇賞(秋)と有馬記念を連勝し、牝馬として初めての年度代表馬となる。そのまま引退したが、獲得賞金は当時の牝馬の歴代1位であった。その後は繁殖に上がり、代表産駒として史上初の天皇賞母子制覇を成し遂げたテンメイを輩出する。
「ダイワスカーレット」2008年の第53回を勝利。
デビューから引退まで、12戦しか走っていないが、すべて連対(2着以内)しており、12戦連続の連対は、JRA所属の牝馬として最多記録となっている。
「ジェンティルドンナ」2014年の第59回を勝利。
牝馬三冠、ジャパンカップ史上初の連覇、ドバイシーマクラシック制覇、引退レースでの有馬記念制覇。数々の偉業を達成し、現在の牝馬獲得賞金1位に君臨している女王。
以上のように勝った牝馬から推測すると「天皇賞(秋)を制覇」「オークスを勝っている」「牝馬三冠を達成」など数多くの共通点を有しており、アーモンドアイは限りなく勝利に近いのでは!?
果たして結果はどうなるのか?
発走は、12/22 中山競馬場11レース 15時25分の予定。
公開日:2019.12.21
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