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7号ソロホームラン含む今シーズン3度目の猛打賞!今季中の1軍再昇格へアピールした井上広大

7号ソロホームラン放った井上広大

8月28日に三条パール金属スタジアムで行われたファーム交流戦の読売ジャイアンツ戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、5打数3安打1打点1HR。7号ソロホームランを含む今シーズン3度目の猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。

2回、先頭打者で打席に立った井上広大は、読売ジャイアンツ先発の高橋優貴の3球目スクリューをサードへ転がし、内野安打でノーアウトのランナーとして出塁。

さらに、3回2アウト1塁の場面でも、再び高橋優貴の2球目ストレートをショートへ転がし、内野安打で2アウト1、2塁のチャンスを演出し、小野寺暖、中川勇斗の連続タイムリーヒットを呼び込み、逆転に成功した。

最後は、5回ノーアウト走者なしの場面で、読売ジャイアンツ2番手・沼田翔平の4球目シュートを完璧に捉え、レフトスタンドへ飛び込む7号ソロホームランを放った。

3試合連続安打で打撃の状態を上げ始めている井上広大が、今シーズン中の1軍再昇格へ向け、今シーズン3度目の猛打賞を記録し、アピールした。

チャンスに強い選手になる為に練習を続ける井上広大は、日高コーチと日々、打撃の修正を行い、自分に一番合った打撃を探す試行錯誤を繰り返している。

その試行錯誤が実り始めているのか、チャンスでまとまった得点を奪う機会が増えてきている。

新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで開幕から出遅れている間に、同世代の佐々木朗希が完全試合を達成するなど、「朗希世代」の活躍に刺激を受けつつ、焦りを感じているのも事実。

「朗希世代」は投手だけでないと、証明する為に、長打力と確実性に磨きをかけ、1軍昇格を果たし、1軍で結果を出したいと、井上広大は強く思っている。

スケールの大きさは佐藤輝明を超える未来の阪神の4番候補が、今シーズンどのタイミングで1軍に昇格し、ブレイクへの一歩を歩み始めるのか注目だ。

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