交流重賞・エンプレス杯の過去10年のデータから導き出された勝ち馬候補とは!?
3月最初のダートグレード競走として3/1にエンプレス杯が開催される。
2024年からは5月上旬の開催へと移行するため、この時期に開催されるのは最後となる。
果たして、この時期最後の女王に輝くのはどの馬か? 過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
1,馬齢
クラブ馬によく見られることだが、牝馬は6歳春で引退し繁殖牝馬となる馬が多いため、ベテラン馬の成績がいま一つなっている。
そのため、馬齢別で見てみると勝ち馬を輩出しているのが5歳の4勝、それに続くのが4歳と6歳で、それぞれ3勝を挙げている。
7歳以降のベテラン馬の勝ちこそないが、2着3回、3着1回の成績を残しているため軽視するほどではないが、勝ち馬としては買えないデータである。
2,前走距離別
エンプレス杯は距離が2100mと牝馬限定の中では長い方にある。そのため前走距離別の成績を見た時に、短い距離を走って来た馬の成績が如実に悪い結果となっている。
まず勝ち馬を輩出している距離が、1800m組が8勝、1900m組と2100m組がそれぞれ1勝となっている。
1600m以下からは1頭も3着内すら入れておらず、やはり前走で短い距離を走って来た馬は容赦なく外していいだろう。
3,前走着順
前走着順別では、前走2着だった馬がトップの4勝を挙げ、続いて1着だった馬が3勝、残りは前走3着だった馬と掲示板外で一桁台だった馬、前走二桁台だった馬がそれぞれ1勝を挙げている。
以上から、基本は3着以内に入っていないと厳しい事が分かる。
4,枠番・馬番
枠番では、5枠が5勝と圧倒的成績を残している。
そして全く勝てていない枠が2枠と7枠となっている。
そして、細かく馬番で見てみるとここでも現れた死神「死の馬番」!!
その番号とはリネンファッションが入った8番である。
以上の4つのデータから勝ち馬候補の条件をまとめると、
・馬齢は4歳から6歳の間
・前走1800m以上を走って来た馬
・前走3着内の成績を残した馬
・5枠に入った馬
この結果、上記4条件の該当馬は⑤アーテルアストレア1頭のみとなった!!
果たして、データが示す通り⑤アーテルアストレアが勝つのか!?
それともデータを覆して勝つ馬が現れるのか!?
発走は3月1日の川崎競馬場11レース、16:30発走予定。
公開日:2023.02.28