目はなぜ見えるのか、どういうしくみになっているのか……。目の構造やはたらきを知ることで、眼ヨガの効果をより上げよう。
光を受けて脳に信号を送る
目は、遠くのもの、近くのものを見るとき、レンズに当たる水晶体が厚くなったり薄くなったりすることで、自動的にピント調節を行っている。どこで調整するかについては毛様体筋で行う「ヘルムホルツ理論」と、外眼筋で行う「ベイツ理論」の二つがあり、眼科医療では前者が、視力トレーニングでは後者が主流となっている。どちらの理論も仮説となっており、現在では、両方で調整を行っているのではとも考えられている。
目のピントってどうやって合わせるの?
対象物から反射された光が目に入ってくると、虹彩で光の量を調節し、角膜と水晶体がキャッチ。光を屈折させて取り込む。その光の情報を網膜が受け取り、神経をつたって脳に送り届けることで、目は「見えた」と認識することができる。水晶体と網膜のつながりは、カメラのレンズとフィルムに置き換えてみるとイメージしやすい。虹彩は暗い場所では瞳孔を開くよう、明るい場所では閉じるよう調整されている。
【書誌情報】
『ビックリするほど目が良くなる本』
監修:龍村修
パソコン、スマホで疲れた目が「眼ヨガ」でいっきに爽快に!パソコンやスマホなどに触れる機会が増え、目に疲れを感じている人は多くいます。一見目だけの症状にも思えますが、目のまわりの血流が悪くなると、そこから肩コリ、首コリ、疲労感といったカラダの不調に繋がってしまいます。そんな時にオススメなのが「眼ヨガ」です。目のまわりの12のツボを押すだけで、近視、乱視、遠視、疲れ目、ドライアイ、肩こりなど、様々な症状が改善します。たった1分からできる「眼ヨガ」は、薬のような対処療法ではなく、根本の原因から解消できるので、目とカラダの不調がビックリするほど良くなります!
公開日:2020.05.08