ヨガの基本
実際に眼ヨガのポーズを始める前に、まずはヨガの基本について解説したい。気に関すること、呼吸法、リラックス法….。あらかじめ知っておけば、眼ヨガの効果が格段にアップするはず。ヨガとほかの運動法の決定的な違い、それは呼吸法とともに行うかどうか。最初から完璧にできなくてもいいので、少しずつ慣れていくようにしたい。
正しい呼吸と意識、動作で心身の機能を維持するヨガ
ヨガの効果を十分に発揮するためにはカラダの力を抜き、リラックスして行おう。ヨガは気の流れを循環させることにより心身の機能が維持され、健康が保たれるとされている。ポーズをとる場合は、必ず意識と呼吸、動作を一体化させることが大切。なかでも呼吸は「プラーナヤーマ」と呼ばれ、ヨガを行ううえで不可欠なもの。ここがストレッチやそのほかの健康法と決定
的に違うところでもある。一般的に呼吸とは酸素を吸い、二酸化炭素を吐く、という行為だが、ヨガでは生命エネルギーを調節する役割があると考えられている。そのため、ポーズを行うときには必ず深い呼吸とともに行うのが原則である。新鮮な気を酸素とともに吸い込み、血液中にたまったガス状の老廃物を二酸化炭素とともに吐き出すことで、フレッシュな気で全身を満たし、ヨガの効果を高めることができる。息を吐いていると体がほぐれやすくなり、ポーズをとりやすくなるので、そんな部分を意識してみるのもいい。
呼吸法 「プラーナヤーマ」とは?
ヨガにおける呼吸法とは、宇宙全体に満ちているエネルギー・気をコントロールするための方法だと考えられている。呼吸で「天の気」を、食事で「地の気」を、学習や人との交流で「人の気」を取り入れ、全身にめぐらせることで心が安定し、エネルギーを活性化させることができる。
【書誌情報】
『ビックリするほど目が良くなる本』
監修:龍村修
パソコン、スマホで疲れた目が「眼ヨガ」でいっきに爽快に!パソコンやスマホなどに触れる機会が増え、目に疲れを感じている人は多くいます。一見目だけの症状にも思えますが、目のまわりの血流が悪くなると、そこから肩コリ、首コリ、疲労感といったカラダの不調に繋がってしまいます。そんな時にオススメなのが「眼ヨガ」です。目のまわりの12のツボを押すだけで、近視、乱視、遠視、疲れ目、ドライアイ、肩こりなど、様々な症状が改善します。たった1分からできる「眼ヨガ」は、薬のような対処療法ではなく、根本の原因から解消できるので、目とカラダの不調がビックリするほど良くなります!
公開日:2020.05.09