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「お待ちしてください」は失礼な表現!正しい伝え方とは?【頭がいい人の敬語の使い方】

Text:本郷陽二

「お待ちしてください」の非礼

仕事の相手と打ち合わせ中に緊急の電話が入ったりすると、やむをえず中座しなければならないこともあります。当然、相手にひとことあってしかるべきです。しかし、

「ちょっとここでお待ちしてください」

では失格です。「お待ちする」は自分の行為をへりくだった言い方。相手に使ったら失礼になります。「して」がない「お待ちください」なら敬語として正しいのに、余計なものをつけたばかりに間違ってしまった典型といえます。「ちょっと」という表現もビジネスシーンでは気になる言葉。使わないほうがいいでしょう。

ここでは、

「恐れ入りますが、少々、お待ちいただけますか?」
「申し訳ありません。少々、席を外させていただきます」

が最適です。「お待ちいただけますか?」のあとに「すぐに戻ります」や、「席を外させていただきます」の前に「5分ほど」をつけて、待たせる時間を相手に告げておくと、こまやかな心配りが伝わります。

「くださいますか」と「いただけますか」

「お待ちいただけますか」は自分の受ける恩恵に焦点があり、申し訳ない気持ちがより伝わる言い回し。

【出典】『頭がいい人の敬語の使い方』著:本郷陽二

【書籍情報】
『頭がいい人の敬語の使い方』
著:本郷陽二

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