慣性力、摩擦力、遠心力、衝撃力
慣性力
車が動き続けようとする力が慣性力。走行中の車は、ギアをニュートラルに入れても走り続けようとする。
摩擦力
タイヤと路面との間に働く力が摩擦力。濡れたアスファルト路面を走行するときは、摩擦抵抗が小さくなるので、乾いた路面のときに比べて停止距離が長くなる。
遠心力
車がカーブを曲がろうとするときに、カーブの外側に飛び出そうとする力。速度の二乗に比例して大きくなる。また、カーブの半径が小さくなる(急になる)ほど大きくなる。
衝撃力
車が衝突したときに生じる力。速度と重量に応じて大きくなり、硬い物に瞬間的にぶつかるほど大きくなる。
試験にはこう出る!
No.1 車がカーブを曲がるときに生じる遠心力は、速度の二乗に比例して大きくな
り、またカーブの半径が大きくなるほど大きく作用する。
答え:✕ → 速度の二乗に比例しますが、カーブの半径は小さくなるほど大きくなります。
No.2 車が衝突したときにかかる衝撃力は、硬い物に短時間でぶつかるほど大き
く作用する。
答え:◯ → 衝撃力はそのほか、速度と重量に応じて大きくなります。
出典:『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』長 信一 著
【書籍情報】
『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』
著:長 信一
普通免許の学科試験では、普通自動車に乗るために覚えておかなければならない交通ルールが出題されます。ですので、受験者は最新の交通ルールを勉強する必要があります。その対策として本書は、試験に出る交通ルールを正しく理解できるように「信号の意味」「標識・標語」「駐停車」といった出題範囲のジャンルに分けて交通ルールを解説。イラストを数多く使い、「よく出る問題」と合わせてわかりやすく紹介しています。さらに、交通ルールや交通用語の理解度が確認できるように「模擬テスト」を仮免許用に4回、本免許用に8回分を各々収録。合格に向けて自分の実力の把握に役立ちます。
この本は、交通ルール、交通用語を理解して覚える参考書と実力がわかる試験問題が1冊にまとめられていますので、合格をつかむための効率の良い学習に役立つでしょう。
公開日:2024.12.09