安全な速度と停止距離
車の停止距離
空走距離 + 制動距離 = 停止距離
【空走距離】
運転者が危険を感じてブレーキをかけ、ブレーキが効き始めるまでに車が走る距離。
【制動距離】
実際にブレーキが効き始めてから、車が完全に停止するまでに走る距離。
【停止距離】
空走距離と制動距離を合わせた距離。
疲れは空走距離に影響
運転者が疲れているときは、危険を認知してから判断するまで時間がかかるので、空走距離が長くなる。
雨や重量は制動距離に影響
路面が濡れていたり、重い荷物を積んだりしているときは、制動距離が長くなる。
速度による停止距離の違い(参考)
用語・補足解説
● 停止距離が延びるとき
路面が濡れ、タイヤがすり減っているときは、乾燥した路面でタイヤが新しい状態のときと比べて、2倍程度に延びることがある。
間違いやすいのはココ!
路面が濡れているときに延びる距離
✕ 空走距離
◯ 制動距離
出典:『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』長 信一 著
【書籍情報】
『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』
著:長 信一
原動機付自転車(原付)免許の学科試験では、原付に乗るために覚えておかなければならない交通ルールが出題されます。ですので、受験者は最新の交通ルールを勉強する必要があります。この本は、交通ルール、交通用語を理解して覚える参考書と実力がわかる試験問題が1冊にまとめられていますので、合格をつかむための効率の良い学習に役立つでしょう。
公開日:2024.12.15