12億超の予定データから読み解く「日本の音楽シーン」。2024年予定登録数、アーティストは「Mrs. GREEN APPLE」、音楽フェスは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が1位に



12億超の予定から多様な音楽関連予定を集計。アーティストでは「Mrs. GREEN APPLE」、音楽フェスでは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が登録数1位に
初めに、国内のTimeTreeユーザーが2024年に登録していた12億件を超える予定の内、登録数が多い「予定タイトル」上位10000件を抽出し、その中から音楽に関連すると思われるものをピックアップしました。 さらに、ピックアップした多様な音楽関連の予定を「(1)アーティスト名が含まれる予定」「(2)音楽フェス名が含まれる予定」「(3)その他」の3ジャンルに分類し、各ジャンルの内容を分析しました。 ■アーティスト名が含まれる予定 まず「(1)アーティスト名が含まれる予定」については、上位10000位以内に17組のアーティストがランクイン。中でも「Mrs. GREEN APPLE」の予定が最も多く登録されており、その数は2位の「あいみょん」の2倍近くにものぼりました。






アニメやツーリズムとの相関も?海外ユーザーの予定から見えた日本の音楽シーンの影響
続いて近年大きな広がりを見せる日本の音楽シーンが海外でどのように受け入れられ、影響を与えているのかを、TimeTreeの中でも海外ユーザーが多く、日本と地理的にも近い韓国・台湾ユーザーの予定を分析することで調査しました。 今回は、海外でヒットした楽曲として、世界でヒットした国内楽曲を讃える「MUSIC AWARDS JAPAN」の賞である「TOP GLOBAL HIT FROM JAPAN」にエントリーされた楽曲100曲を参照しました。 それらの楽曲を歌うアーティスト名をタイトルに含む予定を登録した韓国・台湾のユーザーは、韓国・台湾のユーザー全般に比べて、どのような予定を登録する傾向が強いかを見てみたところ、韓国では該当アーティスト名を登録しているユーザーは、日本の都市名の予定を多く登録する傾向が強く出ており、日本への訪問を積極的に行っている様子が見てとれました。

TimeTree未来総研所長 深川泰斗コメント
今回の調査では、2024年に登録されていた12億超という膨大な予定の分析を通して、生活の中に「音楽」というエンターテイメントがどのように溶け込んでいるかを調査しました。 今回ご紹介したもの以外にも極めて多様な音楽に関する予定が登録されていた様子からは、音楽が我々の暮らしを彩るかけがえのないものである実態が見えてきました。 特にアーティストとリスナーがひとところに集まり、体験を共有する場である「ライブ」は、その予定登録数の多さから音楽関連の予定の中でも重要なものと見なされていると言えるでしょう。 近年日本の音楽シーンは海外でも大きな盛り上がりを見せ、海外ツアーを含めてライブ活動を行うアーティストの方々も多くいらっしゃいますが、そうした活動は今回の調査で見えたような、海外の日本音楽ファンが日本自体に興味を持つことに繋がっているのかもしれません。 5月21日、22日に開催される「MUSIC AWARDS JAPAN」は、国内外で活躍するアーティストの功績を称え、音楽に関わる全ての人が音楽と共にある喜びを体験する場となります。 4月17日からはノミネート楽曲やアーティストの発表と最終投票も始まりますが、多くの方がこのイベントを通して、音楽の素晴らしさを感じてくださることを願っています。MUSIC AWARDS JAPANとは
「MUSIC AWARDS JAPAN」は、一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)が主催する、日本の音楽文化を世界に発信するための一大音楽イベントです。2025年5月21日(水)・22日(木)にロームシアター京都で開催され、国内外のアーティストが一堂に会し、優れた音楽作品とそのアーティスト・クリエイターを表彰します。
【MUSIC AWARDS JAPAN】
– 開催日時 :2025年5月21日(水)・22日(木) ※開催ウィーク:2025年5月17日(土)~5月23日 (金)
– 会場 :ロームシアター京都
– 放送 :NHKにて生中継 ※22日(木)のみ
– 配信 :YouTubeにて全世界配信予定 ※一部地域を除く
– 公式サイト:https://www.musicawardsjapan.com/
– 公式SNS :https://x.com/MAJ_official_x
– 主催 :一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)
– 協力 :経済産業省(調整中)、文化庁
TimeTree未来総研について
TimeTree未来総合研究所は、全世界の登録ユーザー数が6,000万人を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された100億超の予定データを統計的に分析するTimeTreeの社内研究所です。多様性に溢れ、先の読めない時代においても、みなさまが納得して未来を選べるきっかけをつくるために、予定データから見える世の中の動きや未来の兆しを発信しています。
– TimeTree未来総研Webサイト
予定データを活用したTimeTreeの広告サービスについては、以下をご確認ください。
– 「予定」にターゲティングできる広告ソリューション「TimeTree Ads」
– 未来データをもとにユーザーのモーメントをとらえた広告配信を実現する「MIRAI_DSP」
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」とは
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」は、共有とコミュニケーションを前提にしたカレンダーサービスです。家族、パートナー、サークル、職場など複数人数の予定共有が簡単にできて、目的に応じたカレンダーを複数つくることができます。2015年3月24日よりサービスの提供を開始、2024年10月には全世界で登録ユーザー数が6,000万を突破しました。「スマホの中の壁掛けカレンダー」として、ユーザーのみなさまの毎日の生活の中で幅広くご利用いただいています。
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