ちょい足しで効能を発揮!「ヒハツ&シナモン」で健康革命【眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話】

スパイスとして使うだけで毛細血管を強化

摂取するだけでゴースト血管を甦らせる食材として注目されているのが、「ヒハツ」と「シナモン」。どちらも毛細血管の健康に不可欠な受容体型酵素「Tie2」を活性化してくれます。

ヒハツとはロングペッパーと呼ばれるコショウの一種。なじみがないかもしれませんが、インドではスパイスとして昔から使われています。日本でも八重山諸島に「ピパーチ」という同様のスパイスがあります。正確にはヒハツモドキという別の植物ですが、成分はほぼ一緒でいずれもコショウ科です。

このヒハツの辛み成分「ピペリン」にTie2を活性化させ、毛細血管を強化する作用があります。それだけでなく、血圧降下やむくみの軽減、疲労回復などヒハツ由来のピペリンにはさまざまな効能が。味はコショウに似たピリッとした辛みと爽やかな甘みが特徴です。

一方、シナモンはお菓子やパンなどにも使われる日本でも身近な食材。香り成分である「シンナムアルデヒド」がTie2を活性化させ、毛細血管を強くする効果があります

どちらも粉末状のスパイスとして売られているので料理や紅茶やコーヒーなどのドリンクにパパッと振りかけるだけで手軽に摂取できます。ヒハツもシナモンもさほど刺激は強くありませんが、スパイスなので、とりすぎには注意しましょう。ちょい足しするだけでも効果は十分です。

Tie2を活性化するヒハツとシナモンのここがすごい!

ヒハツ、シナモンはともに、冷えやむくみの改善、血行の促進などが期待されるスパイスです。それぞれの特徴を知り、ぜひ取り入れてみてください。

ヒハツ

コショウ科の果実で、コショウと同じ辛み成分ピペリンを含んでいます。辛みのなかにほんのり甘い香りがするのが特徴。肉料理やカレーなどによく使われます。

【うれしい効果】

むくみの軽減/血行促進冷えの予防/疲労回復

【おすすめの取り入れ方】

炒めもの、スープなどに、こしょうのかわりにふり入れるのもおすすめ。体を冷やさないために、サラダよりも温野菜にするのがコツ。

●みそ汁に

●温野菜に

シナモン

クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させたもの。スパイシーで甘い香りは、アップルパイ、クッキーなどの菓子類はもちろん、肉料理にもよく合います。

【うれしい効果】

血管強化/血行促進冷えの予防/抗酸化作用気鬱の改善/抜け毛予防、シミ、しわ改善/ダイエット効果

【おすすめの取り入れ方】

紅茶は体をあたため、コーヒーは冷やす作用があるため、特にコーヒーを飲む際にはぜひプラスを。鎮静作用もあり、就寝前のハーブティーに加えると安眠効果も。

●コーヒーや紅茶、ココアに

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』著:石原新菜

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』
著:石原新菜


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季節問わず、多くの人の悩みの種である“冷えと乾燥”。
寒い季節はもちろん夏場でもクーラーなどで手足がすぐに冷えてしまったり、ケアしていてもなかなか乾燥肌が治らなかったりと、いつかは良くなると思いつつ、悩んでいる人も多くいます。
冷えの大きな原因は、末端の毛細血管まで血が通っていない状態の“ゴースト血管”。
血流が悪いと手足まで血がうまく流れずに、冷えてしまいます。

また、乾燥は新陳代謝がうまくいっていないことが原因のため、血流を改善し、基礎代謝が上がることで改善していきます。

そんな冷えと乾燥を改善するのに一番重要なのが『Tie2(タイツー)』と呼ばれる血管を若返らせる酵素。
この『Tie2』を日常の中で活性化することで、自然と冷えも乾燥も無縁の体になっていきます。

本書では、温活の名医と呼ばれる著者が今までの研究の中でも効果の高い方法を厳選し、『Tie2』を活性化させる方法をプログラム化!
冷えと乾燥がダブルで一気に改善できる最強のメソッドを紹介します。

飲むだけで最強に体が温まる『ヒハツジンジャールイボスティー』や、お風呂でダブル効果の『最強塩風呂&”ながら保湿”3分パック入浴』、さらに、手足の末端神経まで一瞬で血がめぐる『手足1分運動』など、誰でもすぐにできて、効果絶大なメソッドが満載です。
冷えと乾燥が無くなれば不快感が減るだけでなく、免疫力が上がったり、肌がみるみる若返ったり、いいことばかり。

今日からすぐ始められるので、男女問わず冷え性や乾燥肌が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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