オメガパフュームも達成している!! 東京大賞典で連覇達成した馬とは⁉
12月29日、大井競馬場で行われる「東京大賞典」。
国内唯一の地方競馬場で開催される「国際GⅠレース」。
現在JRA勢が14連勝中。
2連勝中の⑦オメガパフュームが出走してきて、今年も勝つとこのレース初の3連覇達成となる。
しかし、その3連覇を阻止すべくJRA勢からジャパンダートダービーを勝った⑤ダノンファラオを筆頭に他5頭。
地方からは、昨年このレース3着に入った③モジアナフレイバーや、2018年フェブラリーSを勝った古豪⑧ノンコノユメが出走を控えている。
ここでは出走前に、交流重賞となってから当レースを2連覇したオメガパヒューム以外の名馬をご紹介しよう。
2004年&05年の勝ち馬「アジュディミツオー」
「東京大賞典」初の連覇馬であり、地方所属馬で唯一の快挙を達成。
2歳時に船橋でデビューし、3歳時に東京ダービーを制覇する。
暮れの東京大賞典ではタイムパラドックスなどを破り、地方所属馬として3頭目の快挙を達成。
ハイライトは4歳後半から5歳時で、その間GⅠ級レース4勝を挙げる。
2010年&11年の勝ち馬「スマートファルコン」
3歳時に皐月賞で、最下位となる18着となった以降はダートに照準を絞った。
1400~2000mの交流重賞に出走し、勝利を積み重ねる。
5歳時、鞍上に武豊を迎えるようになると、コンビ初戦の日本テレビ盃では3着と負けるも、続くJBCクラシックで初GⅠ級を勝利。このコンビでGⅠ級6勝を挙げた。
同馬の脚質が逃げ、大逃げで、鞍上が武豊なことからも「砂のサイレンススズカ」と呼ばれている。
2013年&14年の勝ち馬「ホッコータルマエ」
3歳時はレパードS(GⅢ)を勝つなど、早くからダートで素質を開花したのだが、当時は多くのレースで2着、3着とあと一歩と勝ちきれないレースが多かった。
4歳時に交流重賞の「佐賀記念(GⅢ)」を勝つと、そこから4連勝で一気にGⅠ級レース「かしわ記念」も制覇する。
5歳時に念願のJRA主催のGⅠ「チャンピオンズカップ」を制覇。
以降、7歳まで走り、GⅠ級10勝を達成するなど、ダート界を代表する名馬であった。
現在は種牡馬として繋養されている。
果たして、オメガパフュームは史上初の3連覇という快挙を達成出来るのか⁉
発走は12月29日 大井競馬場 10レース 15時40分予定。
公開日:2020.12.28