16日の巨人戦の先発投手最有力候補の斎藤友貴哉
5月9日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの一戦に、ここまで無傷でリーグ最多タイの5勝を挙げているガンケルが先発マウンドに上がり、3回まで4安打1失点と粘投を見せていたが、投球中に右肩の張りが出たとみられ、4回から2番手の馬場皐輔にスイッチし、降板した。
アクシデントでマウンドを降りたガンケルが登録抹消となり、16日の巨人戦の先発候補に2軍で週末登板した高卒2年目の西純矢や斎藤友貴哉、さらには2軍再調整中の藤浪晋太郎の名前もあがっており、2軍からの抜てき組が先発する見込みとなっているが、今季初登板となった4月21日の巨人戦から7試合連続自責点0で、今季最長となる3イニングを投げ、今季初勝利掴んだ馬場皐輔も十分ガンケルの代役として任せられる結果を残した。
16日の巨人戦の先発について、福原投手コーチは「みんなで助け合っていくことが大切ですし、これから考えていく」。と説明した。
そんな中、16日の巨人戦の先発投手として最有力候補として名前があがっているのが、8日に鳴尾浜で行われたウエスタン・リーグのソフトバンク戦で6回8奪三振無失点と好投を見せた斎藤友貴哉だ。
6回8奪三振無失点と好投を見せた斎藤友貴哉は「真っすぐがよかったから、変化球もよかった。久々にいい感覚でした」。と語ったように、走者を出す場面がありながらも、要所を締める投球で、2軍ソフトバンク打線に2回以外3塁を踏ませない素晴らしい投球を披露した。
平田2軍監督も「今日は斎藤らしさが出てた。このくらい投げてくれればもう十分1軍でも推薦できる。今日くらいのピッチングをしてくれれば1軍でも期待は持てるかな。十分、(斎藤)友貴哉らしいピッチングができた。」とこの試合のような投球ができれば、1軍登板でも結果を残すことができると太鼓判を押した。
ガンケルの離脱により、巡ってきたチャンスを斎藤友貴哉が掴み、今シーズン初昇格初勝利を巨人から奪うことができれば、斎藤友貴哉にとっても大きな自信となるだろう。
16日の巨人戦で斎藤友貴哉がチャンスを掴むことが出来るか注目だ。
公開日:2021.05.11