青森ワッツの池田祐一が2年連続で獲得! B2、2024-25シーズン個人タイトル紹介!〈得点王・アシスト王・スティール王〉【バスケ/Bリーグ】

国内プロバスケットボールリーグ=通称Bリーグの2024‐25シーズンが佳境を迎えています。4月29日時点でB2、B3はレギュラーシーズンの全日程を終了し、来季の昇格をかけたプレーオフもB2が5月3日から、B3が4月25日から開幕。昇格争いも気になるところですが、ここではB2の2024‐25シーズンに個人タイトルを獲得した選手をご紹介します!(全2回の第1回)

【得点王】

チョンディー・ブラウンジュニア(神戸ストークス)
平均19.1得点

来日1年目のブラウン選手が平均19.1得点をマークして見事にシーズン得点王を獲得!NBAでのプレー経験もあるブラウン選手はプエルトリコ、カナダ、フランス、ドイツでのプレーを経て今シーズンから神戸に加入。開幕戦でいきなり22得点を挙げると、翌日も33得点と大爆発。以降もコンスタントに得点を量産し、出場58試合中、1ケタ得点はわずか2試合のみ。チームは西地区6位とプレーオフ進出を逃しましたが、ブラウン選手は確かな実力をBリーグの舞台で示してくれました。

ちなみに、昨シーズンB1で得点王に輝き、今シーズンから信州ブレイブウォリアーズに移籍したペリン・ビュフォード選手は平均19.3得点を挙げましたが、リーグが定める規定出場数(全試合の85%)に7試合足りなかったためB1、B2をまたいでの得点王は逃しています。

【アシスト王】

池田祐一(青森ワッツ)
平均8.7アシスト

青森が誇る司令塔・池田祐一選手が昨シーズンに続き、2年連続でアシスト王を獲得。今シーズンはアシストだけでなく、平均12.6得点と自ら得点を挙げる機会も増え、シーズン13度のダブルダブルを達成。3ポイント試投数が昨シーズンからほぼ倍増するなど、さらに進化した姿をブースターに見せつけてくらました。チームは東地区6位と苦戦しましたが、池田選手にとっては大きな飛躍の1年となったと言っていいでしょう。

【スティール王】

ホール 百音 アレックス(青森ワッツ)
平均1.7スティール

2022‐23シーズンの青森移籍を機に才能が開花し、今シーズンまで3シーズン連続で全60試合に出場しているホール 百音 アレックス選手が自身初のスティール王を獲得。190センチ、95キロの体躯ながらスピードとフィジカルに長け、副キャプテンを務めた今シーズンはキャリアハイの平均9.8得点を挙げただけでなくディフェンス面も成長。今やチームになくてはならない存在にまで成長しました。高校卒業後にはスラムダンク奨学金で渡米し、帰国後は3x3もプレーするなど、紆余曲折のバスケ人生を歩んできましたが、青森の地でバスケ選手としてのスタイルを確固たるモノとしています。

文・花田雪

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