大塚裕土(アルティーリ千葉)が2年連続3ポイント王! B2、2024-25シーズン個人タイトル紹介!〈ブロック王・リバウンド王・フリースロー成功率・3ポイント成功率〉【バスケ/Bリーグ】

国内プロバスケットボールリーグ=通称Bリーグの2024‐25シーズンが佳境を迎えています。4月29日時点でB2、B3はレギュラーシーズンの全日程を終了し、来季の昇格をかけたプレーオフもB2が5月3日から、B3が4月25日から開幕。昇格争いも気になるところですが、ここではB2の2024‐25シーズンに個人タイトルを獲得した選手をご紹介します!(全2回の第2回)

【ブロック王】

マット・ハームス(鹿児島レブナイズ)
平均2.2ブロック

身長221センチの現役オランダ代表ビッグマンが、来日1年目でブロック王のタイトルを獲得。圧倒的な高さを武器にリムプロテクターとして君臨し、10月26日の神戸戦では1試合8ブロックという驚異のスタッツを見せるなど、ゴール下で躍動。また、3ポイント成功率40.8%、平均17.0得点とディフェンスだけでなくオフェンス面でもチームに貢献し、B2昇格1年目のチームを見事プレーオフに導きました。

【リバウンド王】

ナイジェル・スパイクス(愛媛オレンジバイキングス)
平均12.0リバウンド

Bリーグ8シーズン目、延べ10クラブを渡り歩いたベテラン、ナイジェル・スパイクス選手が自身初となるタイトルを獲得。昨シーズン途中に愛媛に加入すると、今シーズンは開幕から主にスターターとしてチームに貢献。1月11日の青森戦、2月1日の山形戦では1試合20リバウンドを記録するなど、体を張ったプレーでゴール下の守護神として活躍。平均11.0得点と3シーズンぶりに平均2ケタ得点をマークするなど、35歳となった今シーズンも衰え知らずのプレーでブースターを沸かせてくれました。

【フリースロー成功率】

トーマス・ケネディ(富山グラウジーズ)
88.6%

37歳、Bリーグ開幕年からプレーする大ベテランのトーマス・ケネディ選手が初のフリースロー成功率1位に輝きました。富山に移籍した今シーズンは全60試合中57試合にスターターとして出場。プレータイムも大幅に増え、平均15.5得点と往年の輝きを取り戻す活躍ぶり。群馬時代の2018‐19シーズンにはB2得点王にも輝いたベテランが、新天地で再び輝きを取り戻しました。

【3ポイント成功率】

大塚裕土(アルティーリ千葉)
39.6%

甘いマスクで「王子」の異名も持つ大塚裕土選手が、2年連続で3ポイント成功率1位に。川崎やSR渋谷などB1で経験を積み、2021‐22シーズンからA千葉へ移籍。クラブをB3からB2へと押し上げ、今シーズンもプレータイムは限られながら全60試合に出場。シュート試投数の約2/3が3ポイントという、現代バスケでは少なくなってきたピュアシューター。37歳の大ベテランが今シーズンも存在感を発揮し、2シーズン連続でリーグを圧倒したクラブで連続タイトルを手中に収めました。

文・花田雪

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