今は誰でも使える風水のスケールはかつて「先祖代々・国レベル」だった!?【金運龍神風水/愛新覚羅ゆうはん】

風水のキホン②
【お墓(一族)、国、家の開運法】

風水の発祥は古代中国です。

体系化されたのは、ここ二千年のことですが、新石器時代(紀元前一万年から二千二百年)、ひいては言語がなかった時代から取り入れられていたともいわれています。

風水の始まりは、墳墓(ふんぼ)(お墓)のつくり方を示す「陰宅(いんたく)風水」です。

仏教伝来前の古代中国では、少数民族それぞれに信仰があり、祖霊崇拝の思想が主流でした。

「先祖供養をきちんとすれば、末代まで永続的に繁栄する」という考えから、お墓づくりはとても重要視されていました。

そのお墓づくりに用いられていたのが風水というわけです。

つまり、風水の思想は繁栄のためにあります。繁栄するためにお金は必須。起源まで遡れば、風水とお金の密接な関係は明らかなものです。

陰宅風水の次に、地形や地勢から目には見えない「気」の流れを読む「巒頭(らんとう)風水=地理風水」が生まれ、国や都づくりに活用されていきます。

その後、方位盤などを用いて建物や道路などの方位から、気の流れを読み、家やものの形状も含めて住まいに活かしていく「理気(りき)風水=陽宅風水」が生まれました。

風水の流派によって、これらの境界はさまざまですが、陽宅風水を日本に合わせて作ったのが「家相」です。家相は、主に家の形や間取りに特化し、現在はインテリア選びや色選びに活かすまで発展しています。

日本における都づくりにも、風水思想は用いられてきました。

推古天皇の時代に仏教とともに風水が伝来してきたといわれ、中国王朝「唐」の都「長安」をモデルにしてつくられたのが「平城京」「平安京」です。この他、日本の神社仏閣や宮中祭祀(さいし)、古い歴史建造物なども風水思想の影響がみられます。

昨今、大ブームを巻き起こしたパワースポットやゼロ磁場なども、土地から発せられる「気」によって人々が引き寄せられている場所ともいえるでしょう。

風水は、自然と社会がバランスよく共存していくことを重要視している点で、環境学ともいえます。環境学は、地質・地理学、民俗学、さらには宗教思想ともつながっていき、そこに経済も生まれます。人間生活と環境は切っても切れない相互関係なのです。

また風水は、綿々と続く帝王学でもあります。もともとは皇帝や王様のためのものでしたが、王朝が滅びたあとは庶民にも広がっていきました。

つまり、特別な人や選ばれた人のためだけにしか使われていなかった「気」を扱う開運法は、現在では誰にでも開かれ、常にチャンスが与えられている状況といえます。

かつて都を、国を繁栄させた風水で、自分の運が啓けるとしたら、取り入れない選択肢はないと思いませんか?

風水の種類

  • 陰宅風水(紀元前から)
    …お墓づくりの風水
  • 地理風水
    …地形や地勢など自然の気から判断する風水
  • 陽宅風水
    …方位や家やものの形状などから判断する風水
  • 家相(大正時代から)
    …気学をベースに日本の国土や独自の住まい、暮らしに合わせ、方位を重視した風水
  • 現代風水
    …風水思想を軸に、変化するライフスタイルに合わせて進化した風水

【出典】『金運龍神風水』著:愛新覚羅ゆうはん

【書誌情報】
『金運龍神風水』
著:愛新覚羅ゆうはん

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風水は、掃除したり、片付けたり、色を意識したり…
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