【難読漢字】「寅む」の読み方は?もちろん「とらむ」ではなく・・・
「寅む」の読み方、正解は・・・
正解は
「つつしむ」
です!
「寅」という漢字は、十二支の3番目という意味の他に読み通りの「つつしむ」という意味があります。「つつしむ」には様々な意味がありますが、ここでは「かしこまる」という意味で使われています。
「寅む」と同じ読み方をする漢字
「つつしむ」という言葉は様々な漢字が当てられています。意味によっては使い方に違いがありますが、「寅む」のように「かしこまる」という意味で使われている漢字の一部を紹介します。
- 矜む・・・つつしむ、うやまう
- 恭む・・・畏まる。礼儀正しくつつしむ。
- 虔む・・・緊張してつつしみ深くする。心をひきしめてかしこまる。
- 敬む・・・うやまう。恭しく畏まる。尊ぶ。物事を注意深く行う
なお、「寅」と上記の漢字を合わせた熟語「寅恭」「寅虔」などもあります。意味は「つつしみ敬う」です。
意外な読み方の「寅む」を是非覚えておいてくださいね。
ページ: 1 2
【関連書籍情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための日本語と漢字』
監修:山口謠司
「ニッポンとニホン使い分けは?」、「なぜ緑色なのに青信号?」「十二支の本当の意味とは?」、「間違って使うと恥ずかしい敬語は?」??日本語と漢字にまつわる、とことん面白くてためになる話。単なるうんちくにとどまらない、使える日本語、生きた日本語から、日本人が覚えておきたいしきたりや文化、マナーまで幅広く紹介。図解でよりイメージができ、面白いほどかんたんに、日本語の興味深い「なぜ」と、正しい日本語の知識が増える1冊!