4コーナーを3番手以内で回りそうな馬を狙え!【シンザン記念】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の中京での過去3回データ分析!

シンザン記念(月曜・中京)
明け3歳馬による芝1600m戦、GⅢ。
例年は京都での施行ですが、今年は21~23年に続き、中京で行われます。
データは中京施行時の3回で見ていきたいと思います。
21年は4、8、2番人気の1~3着で、馬連11980円。
22年は4、2、3番人気で、馬連2020円。
23年は2、3、4番人気で、馬連970円。
ちなみに、23年は7頭立てでした。
毎年2番人気と4番人気の馬が馬券圏内に。
実は、京都も含む過去10年で見ても、毎年1、2番人気のいずれかが馬券圏内に来ています。
馬券圏内9頭中8頭が、芝1400、1600、1800mのいずれかに勝ちがあり、例外の1頭には芝1400mのGⅡ京王杯2歳Sに4着がありました。
また、馬券圏内9頭すべてが、芝の左回りに連対歴があるか、左回りが初めてか、右回りも含む重賞での掲示板がありました。
ここまで掲示板を外したことがあったのは、22年3着のバスラットレオン(GⅢ京都2歳S6着)のみ。
牝馬は〔100〕。過去10年で見ても、牝馬は前走1番人気1着馬のみが、馬券に絡めています。
キャリアは1~4戦まで。
馬券圏内9頭すべて関西馬。関東からの参戦が少ないのもありそうです。
4コーナーを3番手以内で回った馬が、21年は2頭、22年は1頭、23年は2頭、馬券に絡んでいます。
芝外回りで行われる京都では差し、追い込みもよく決まっていましたが、逃げ馬も1勝、2着1頭。中京では先行馬に注意が必要です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 改訂新版が発売!
『改訂新版 自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
2020年4月に発売した元本の内容をリニューアルして、最新のレース内容や血統表にした改訂新版です!
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