2025国内初のGⅠ「フェブラリーS」で過去10年3着内すらない【死の馬番】に入ってしまった人気馬とは!?

国内初の女性GⅠジョッキーが誕生する? 検証したい5つの項目!!
いよいよ今年、国内初のGⅠレース「フェブラリーステークス」が開催される。
そこで、どの馬が2025最初のGⅠ馬となるのか? 過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
①馬齢
最多は5歳馬の4勝で、次に4歳馬と6歳馬のそれぞれ3勝となっている。
7歳馬以降のベテラン馬は、2着が4回と勝ちきれていない現状である。
そのため、勝ち馬となると4歳馬から6歳馬の馬を選ぶ方がベストだろう。
②前走クラス
前走クラス別の成績を見ると、トップはGⅢ組で4勝、これに続くのがGⅠ組とGⅡ組のそれぞれ3勝である。
データから、前走OP以下と地方交流のJpn組からは勝ち馬が現れてはいない。
③前走距離別
前走距離別では、1800m:6勝と1400m:4勝からしか勝ち馬は出ていない。
この2つの距離以外を走った馬にとっては厳しいデータである。
④前走着順別
前走レースを勝った馬が6勝と勢いそのままフェブラリーを勝っている。
ただし、前走2着~5着と掲示板内だった馬は勝っていない一方で、6着以下の一桁台が2勝、二桁着順だった馬も2勝と負けた馬が巻き返している。
この結果から勝てなかったが善戦した馬は切りで、掲示板外だった馬はむしろ買いとなる。
⑤枠番・馬番
枠のトップは2枠で3勝を挙げている。
その逆で1勝も挙げていないのが1枠&8枠と最内と大外となっている。特に1枠は3着内すらないほど厳しい枠となっている。
そして、細かく馬番で見てみるとやはり現れた過去10年3着内すらない「死の馬番」である。
その馬番は、①番エンペラーワケア、⑤番アーテルアストレア、⑬番デルマソトガケ、⑯番ヘリオスの4頭も死神の手がかかっていた。
特に①エンペラーワケアは人気にもなっているため、厳しい馬番に入ってしまった。
この項目では枠の1枠と8枠、死の馬番に入った4頭の勝ちはないと見る。
以上の5項目をクリアした馬は、⑦サンデーファンデー、⑨コスタノヴァの2頭なった。
さらに⑨コスタノヴァは前哨戦の根岸Sを1:22.6と1分23秒を切ったタイムで勝っている。
過去10年で1分23秒を切った馬は5頭、そのうち4頭がフェブラリーSを勝っている。
そのため、⑦サンデーファンデーよりも⑨コスタノヴァがより勝ち馬に近いと予想する。
果たして、⑨コスタノヴァが勝利してR,キングが日本初の女性GⅠジョッキーとして名を刻むのか?
発走は、2月23日の東京競馬場11レース、15時40分予定。
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