荒れるGⅠ「ヴィクトリアマイル」で悲しくも【死の馬番】に入ってしまった人気馬とは!?

ヴィクトリアマイルの勝ち馬を過去10年のデータから炙り出す!!

荒れるGⅠレースと言われる「ヴィクトリアマイル」。  
昨年は14番人気テンハッピーローズの勝利、2015年は3連単2000万円馬券が出たように今年も荒れるのか!?
そこで、過去10年のデータから各項目の勝つ確率ポイントを算出し、その最も高い勝ち馬候補を炙り出す!!

●馬齢

トップは5歳馬で4勝。その次は4歳馬の3勝、6歳馬の2勝、7歳馬以降の1勝と続いている。
牝馬は第二の馬生として、繁殖牝馬の道があるため早めに引退していくので、7歳、8歳まで走る事が少ない。それでも7歳馬以降が1勝を挙げている事から決して不利ではない事が分かった。
それでも勝つ確率ポイントにすると、5歳馬が25%、4歳馬が20%、6歳馬が15%、7歳馬以降は10%とする。

●前走クラス

前走どのクラスを走ったのか見てみると、前走GⅡクラスを走った馬が多く勝っており5勝を挙げている。次はGⅠクラスで4勝。残りはGⅢクラスの1勝となっている。
この結果からも、前走で重賞クラスを走っていないと勝ち負け出来ない事が判明した。
そのため勝つ確率ポイントをGⅡクラスが25%、GⅠクラスが20%、GⅢクラスが10%、それ以外は0%とする。

●前走着順

このデータを見て驚愕したのだが、前走を勝った馬が本戦では勝っておらず2着が3回、3着は1回と全く好走していない。
それでは気になる内訳だが、トップは掲示板外の一桁台だった馬で4勝、次は二桁着順だった馬の2勝、残りは2,3,4,5着だった馬で、それぞれ1勝を挙げている。
このことから、勝つ確率ポイントを掲示板外の一桁台の馬が25%、二桁着順だった馬が15%、1着以外の掲示板内だった馬が10%、前走を勝った馬は0%とする。

●枠番・馬番

15時40分予定。枠では3枠が断トツのトップで5勝を挙げている。次に2枠の2勝で、残りは5,6,7枠で、それぞれ1勝を挙げている。
そこから、細かく馬番で見てみると過去10年一度も3着内に入ったことのない「死の馬番」が発見された。その馬番とは⑭⑰で、今年は14番マサノカナリア、17番アスコリピチェーノに死神の影が忍び寄って来た。特に⑰アスコリピチェーノは人気の一角を占めているため、厳しいデータを突き付けられた恰好である。
ということで、枠番・馬番での勝つ確率ポイントは、3枠が25%、2枠が15%、5,6,7枠は10%、それ以外の1,4,8枠と死の馬番は0%とする。

以上の4つの項目を合わせて最もポイントが高かったのは、85%を獲得した⑤ラヴェルと⑮ソーダズリングとなった。

果たして、データが導き出された2頭のなかから勝ち馬が現れるのか?
発走は5月18日の東京競馬場11レース、15時40分発走予定。

この記事のCategory

インフォテキストが入ります