西武MVPは今季も剛球冴え渡った平良海馬!来季強烈なアップルパンチ期待の外崎修汰

12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【2022チームMVP】平良海馬
●時代を駆ける麒麟児!投手兼ゲーム配信者
2020年にセットアッパーとしてブレイクを果たした平良海馬。今季も剛球は衰えず、リーグトップタイの61試合に登板。リーグ最多の34ホールドをマークし、9セーブも挙げた。3年連続で50登板以上を達成したタフネスもさることながら、今年9月に突如、YouTubeチャンネル「たいらげーむ」を開設し、YouTuberデビュー。
視聴者の質問に答えながらゲーム実況をするプロ野球選手らしからぬアットホームなスタイルで、YouTube界で旋風を巻き起こしつつある。まさに投げる球も行動力も型破り。
こういった発信力がある選手が令和のプロ野球人気を支えていくに違いない。
【2022チーム逆MVP】外崎修汰
●守備では大いに貢献も、打撃はなかなか上向かず
今季の投手陣好調は外崎の守備力があってこそだが、132試合に出場し、打率.215、12本塁打、47打点は寂しい数字。ここ3年の打撃成績は伸び悩みに映ってしまう。
2019年には26本塁打を放った実力があり、ときおり見せる一発はまだまだ魅力的。もともと「本能」で打っていたタイプだが、打撃フォーム改造に乗り出し、試行錯誤を続けている。
外崎が完全復活を果たせば、今の西武には突き抜けるだけの投手が揃っている。今オフ、FA権を取得したが、4年契約で残留し、ライオンズ一筋を宣言。このまま「守備の人」になってしまうのは勿体ない。再び強烈なアップルパンチをお見舞いしてほしい。
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
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