漫画家生活30周年『こうの史代展』金沢21世紀美術館で開催!トークショーやペインティングも!


500枚以上の原画を展示!
『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』で知られる「こうの史代」の全貌に迫る初の大規模原画展が開催される。こうの史代の特徴として、アシスタントを使っていないことが挙げられる。そのため、どの線にも彼女の気持ちがこもっている。たった一人で描いた「一枚の絵」として原画を見ることで、これまで気づかなかった線の魅力、色の力を感じることができるのだ。
本展では、10代の時の漫画原稿から最新作まで、500枚以上の原画を展示する。そのほかデビュー以前の貴重な資料の数々、膨大な挿絵原画、作品のコンテやメモ、ブログ「こうのの日々」に登場するスケッチブック、制作風景を記録した初公開の映像など、こうの史代の画業のすべてがわかる展覧会だ。
5月2日(金)は、こうの史代自身による漫画や日々の暮らしのトークショー、5月3日(土)、20日(火)、21日(水)は、展示会場で絵を描く予定とのこと、この機会にぜひ参加を検討してみてはいかがだろうか。
『こうの史代展』開催概要
【期間】:2025年5月2日(金) – 2025年5月25日(日)10:00〜18:00(最終日15:00)
【会場】:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
【料金】:大人1,200円(前売り900円)、高校・大学生900円(前売り700円)、小・中学生700円(前売り500円)
※5/2(金)トークショー参加券付チケットは、Boo-Wooチケット・ローソンチケットで購入可能。前売りのみ限定150枚。チケット料金など詳しくは下記HPにてご確認のこと。
HP https://www.hokuchu-event.com/pickup/kouno_fumiyo/
お問い合わせ:北陸中日新聞事業部
TEL 076-233-4642(平日10時~17時)
HP https://www.hokuchu-event.com/
【関連書籍情報】
『日の鳥』
著:こうの史代
刊行:日本文芸社
『日の鳥』
著:こうの史代
こうの史代氏、最新作!! 生きていると、覚えていたい事・忘れてしまいたい事ありますよね?自分の意志とは関係なく、過ぎ去っていく日々は段々と薄れていくもの。しかし、私たちはこの未曾有の東日本大震災を忘れてはなりません。3年が経過した今だからこそ震災関連の書籍を手に取るのに抵抗のある人にも勧めたい心温まる作品です。一人でも多くの方に時を越えて語り継ぐべき震災の現実を、雄鶏と旅をしながら感じていただきたいです。
【関連書籍情報】
『百一 hyakuichi』
著:こうの史代
刊行:日本文芸社
『百一 hyakuichi』
著:こうの史代
『この世界の片隅に』『夕凪の街 桜の国』などで根強いファンを持つ、こうの史代が週刊漫画ゴラクで連載していたオールカラー1コマ漫画をまとめた1冊。
「百人一首」の上の句5字と下の句7字を合わせた12字で主人公・フクコを中心とした日常をゆるやかに描く。
「百人一首」を解説した本ではなく、「百人一首」で使われた12文字を使って言葉遊びで新しい物語を描くという、異色の「百人一首」本。
総天然色の絵を味わいながら和歌の語感に親しみダジャレや語呂を楽しむという「感覚」に特化した1冊で、こうの史代ならではの世界観を楽しめると思われます。
主人公のキャラクター「フクコさん」は「オタフクソース」企業HP内で片渕須直監督、スタジオMAPPA、コトリンゴ、尾身美詞など『この世界の片隅に』スタッフによりアニメ化されています。