一般的な葬儀(仏式)の流れとは【眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり】



※上記はイメージです。実際には住職が流れを確認し、当日の事情によって対応します
- 葬儀:受付・開式 → 僧侶入場・読経 → 弔辞拝受 → 遺族焼香
- 告別式:会葬者焼香 → 僧侶退場 → 弔電拝受 → 閉式
- 出棺:出棺準備 → 寝台車搬送・見送り
- 火葬・骨上げ
- 還骨法要・初七日法要(繰り上げ初七日法要)
- 精進落とし
冥福を祈るお別れの儀式
葬儀・告別式
仏式の葬儀では、開式のあと僧侶入場・読経が行なわれ、弔事拝受後に遺族焼香が行なわれます。ここでいったん葬儀は終了となり、続いて告別式が執り行なわれます。一般会葬者の焼香が終わると僧侶が退場し、弔電があれば披露され、閉式となります。
その後、棺の中に花を入れる「別れ花」をして最後のお別れをし、出棺となります。本来、葬儀と告別式は別の儀式ですが、現在では同時に執り行なわれることが一般的となっています。
香典の意味と香典返し
本来、香典は霊前にお香を供えるという意味でした。遺族が返す香典返しは、いただいた香典の半返しとなる2分の1か、3分の1を品物で返します。最近は一律の即日返しも増えています。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』監修:千葉 公慈
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』
監修:千葉 公慈
「運気を上げる」をキーワードに、「春」「夏」「秋」「冬」の1年を通して行われる暮らしの中のしきたりと、成長や長寿などを祝う「通過儀礼」のしきたり、結婚や葬式などにまつわる「冠婚葬祭」のしきたりを解説していきます。
また、しきたりの「そもそも」と、古来より受け継がれてきたしきたりの変化、地域による違いの理由、慶事と弔事のしきたりに分け、「しきたり七不思議」的な視点でしきたりへの読者の興味を喚起します。日本のしきたりを図解でわかりやすく紹介。
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