ヤクルトでは打率と本塁打の二冠とMVPに輝くも、巨人では怠慢プレー連発!ジャック・ハウエル

助っ人外国人列伝/アメリカ1990年代編
今回の同企画はアメリカ編/1990年代に突入。助っ人外国人が投打の主軸となり、チームの成績に大きく影響を与えた好選手が次々と登場した“助っ人黄金時代”だ!
1年目はMVPになる活躍を見せるも、徐々にヤル気がなくなり途中帰国……
ジャック・ハウエル
NPB通算4年:(1992~1995)
405試合 打率.291 100本塁打 272打点

●本来の実力はまさに本物!後半戦だけで30本塁打
ファンからもっと真面目に取り組んでほしい、そう思わせた助っ人のジャック・ハウエル。シャープなスイングを武器にエンゼルスで3年連続2桁本塁打を記録したハウエルは、出場機会を求めて1992年にヤクルト入り。入団直後からサボリ癖が懸念され、前半戦の成績はイマイチだったが、オールスター期間中に打撃改造と日本投手を研究すると突如大爆発する。
後半戦だけで30本を放ち、打率と本塁打の二冠とMVPに輝く大変貌を見せた。翌年も同等の活躍でヤクルトのリーグ2連覇に貢献するのだが、徐々にサボリ癖が酷くなり、成績も降下。どうやらメジャー復帰を第一に考えたようで、1995年に移籍した巨人でも怠慢プレーが目立ち、遂には家庭の事情を理由に途中退団。
1999年に現役を引退し、現在はエンゼルス傘下のチームで監督をしている。
出典:『がっつり! プロ野球(32)』
『がっつり! プロ野球 (33)』11月24日発売!
この記事のCategory
オススメ記事

来日4戦で6HRの大暴れ!ヤクルトにやってきた〝本物〞のメジャーリーガー!ボブ・ホーナー

村上宗隆は別格!来季以降の期待も込めてヤクルトMVPは高橋奎二!奥川恭伸にはエースとして完全復活期待

ヤクルト来季の課題は守護神マクガフとの決別!清水昇&田口麗斗で日替わり守護神起用も

【ヤクルトドラフト査定/評価:C+】山下輝は防御率1.46と結果を残す!丸山和郁は優勝決定サヨナラ打放つ

【ヤクルト新戦力査定/評価:C+】山下輝は防御率1.46と結果を残す!丸山和郁は優勝決定サヨナラ打放つ

村上宗隆が三冠王で史上最強打者に名乗りを上げた!チーム得点数600オーバーは12球団でヤクルトのみ!

ヤクルト一筋21年の石川雅規が大卒選手でNPB史上初となる通算500先発登板達成!
