鳥谷敬から併殺プレー指導で小幡竜平手応え!阪神ショート開幕スタメンへ守備高める

阪神春季キャンプスタート前に小幡竜平、植田海が早出特守
2月1日、沖縄県宜野座村にて、阪神春季キャンプがスタートした。全体アップに先駆け、小幡竜平、植田海が早出特守を行った。
藤本敦士、馬場敏史1軍内野守備走塁コーチの指導で始まった早出特守は、小幡竜平がショート、植田海が2塁に入り、短い距離で基本のゴロ捕球を反復する守備練習だった。
小幡竜平は正遊撃手の筆頭候補も、木浪聖也が評価急上昇
昨季49試合の出場で打率.188だった小幡竜平だが、2022年の秋季キャンプで岡田監督から堅守を評価され、正遊撃手の筆頭候補に挙げられている。
しかし、秋季キャンプで共に評価を上げたのが2018年ドラフト3位で同期入団の木浪聖也だ。
岡田監督が守備と言っているので、守備は一番重要視する木浪聖也だが、強肩が武器の守備で勝負する小幡竜平を上回るため、打てるようになればレギュラーに近づくと、ソフトバンク近藤健介に弟子入りし、徳之島で打撃を磨いてきた。
小幡竜平と木浪聖也の遊撃争いが、沖縄・宜野座での春季キャンプで本格的に幕を開けた。
鳥谷敬から併殺プレー指導で小幡竜平手応え
2023年キャンプからOBや評論家のグラウンドへの立ち入りが解禁され、宜野座に訪れた球団OB・鳥谷敬から併殺プレー時の捕球体勢の指導を受けた。
投げる方向に体を向けて捕球することで、送球動作がスムーズになると指導を受けると、早速守備練習で実践し、朝の早出特守の感覚と全然違うと、いきなり効果を実感した。
キャンプ初日から偉大な先輩である鳥谷敬から重要なアドバイスをもらい、初日に聞けて良かったと手応えを得た。
鳥谷敬からのアドバイスで、更に磨きを掛けた守備で、木浪聖也とのショートスタメン争いを制し、開幕スタメンを掴むことができるのか注目だ。
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