森下翔太が4度目のマルチ安打で打率.345!佐藤輝明も成し得なかったOP戦三冠王へ挑む

森下翔太が4度目のマルチヒット
3月17日、神宮球場で行われたヤクルトスワローズとのオープン戦に、「7番・右翼」で先発出場した森下翔太は、4打数2安打1死球。4度目のマルチヒットを記録し、開幕ライトスタメンへ前進した。
2回、先頭打者で打席に立った森下翔太は、ヤクルトスワローズ開幕投手最有力の小川泰弘の3球目139kmストレートをセンター前ヒットで出塁し、植田海の2点タイムリーヒットを呼び込んだ。
さらに、9回2アウト1塁の場面で打席に立つと、昨季チーム最多タイの9勝を挙げた木澤尚文の初球152kmシュートをセンター前ヒットにし、マルチヒットを記録した。
この試合で規定打席に到達した森下翔太は、打率.345で巨人のオコエに次ぐ打率ランク2位に浮上した。2本塁打は、2人が並ぶトップに2本差の5位タイ、6打点はトップに5打点差だが9位タイと、打撃3部門でいずれも上位につけている。ドラフト制度後の1966年以降で新人史上初となるオープン戦2冠、3冠が見えてきた。
阪神タイガースでは佐藤輝明が2021年に6本塁打を放ち、ドラフト制度後で史上初となる新人の本塁打王となり、2014年にはロッテの井上晴哉が打率.435で史上初の新人首位打者を記録しているが、複数部門を獲得した者はいない。森下翔太が複数部門で2冠以上を達成すれば新人史上初の快挙となる。
残り6試合のオープン戦では各球団共にシーズンを見据えた配球で臨んでくることが予想され、成績をさらに伸ばすのは難しくなってくる状況だ。だが森下翔太には、佐藤輝明も成し得なかったオープン戦複数部門タイトル獲得で自信をつけ、佐藤輝明のようにプロ1年目から大ブレイクを果たしてもらいたい。
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