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「すみません」はビジネスシーンでは失礼!正しい謝罪方法とは?

「すみません」は謝罪の言葉なの?

日常生活で何気なく使っている「すみません」「すいません」ですが、ビジネスシーンでは失礼になる場合があるので注意が必要です。岩波書店刊の国語辞典には、「すみません」とは「骨を折らせたり、世話をかけたりする(した)とき、その労をねぎらい、迷惑をかけたときわびる言い方」「『すまない』の丁寧表現。それでは私の気がおさまらないの意」と書かれています。確かに謝る意味は含まれていますが、「自分の気がおさまらない」という印象を受ける可能性のある言葉なのです。

「すみません」は謝罪の気持ちを伝える以外に、感謝の意を伝えるときに使うケースもあります。またレストランなどで店員を呼ぶときにも、この「すみません」は使います。このように「すみません」という言葉は、相手の労をねぎらい「自分の気がおさまらない」というニュアンスが強いのです。つまり「すみません」では謝罪の意が伝わらないケースがあるので注意が必要でしょう。

ビジネスシーンなどで謝罪の意を伝えるときには「すみません」ではなく、「申し訳ありません」「申し訳ございません」のほうが良いでしょう。「申し訳ございません」の「ございません」は「ない」の謙譲語です。謝罪するということは、自分に何か非があるときですから、自分がへりくだる謙譲語である「ございません」が適切な言い方となります。若者の言葉で「すみません」ではなく「サーセン」なんて言う人がいますが、こんな言葉では相手に謝罪の意は伝わらないのは明らかです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための日本語と漢字』
監修:山口謠司

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