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ネントレ『NAPSメソッド』は赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをする【賢い子は1歳までの眠りで決まる】

赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』【編集部要約MEMO】

●適切な月齢(通常6か月〜8か月)に達したら、赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』を使ってみよう。

●一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』を使えば、夜泣きせず、体内時計にしたがって90分周期で眠り、たっぷり休めている赤ちゃんは、全くと言って良いほど泣くこともなく、一人で自然に眠れるようになる。

●よちよち歩きをするようになった子どもは、頑固になってなかなか布団に入りたがらないが、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』を使えば、寝かしつけるのに手をやかなくなる。

●一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』を使い、よく休めている赤ちゃんは、穏やかで集中力があり、情緒が安定している。

赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』とは?

賢い子が育つポイント
●NAPSメソッドをはじめる適齢は6か月〜8か月です
●NAPSメソッドを使えば、自然とひとりで眠れるようになります
●NAPSメソッドを使った子は穏やかで集中力があり、精神的にも成熟した人に成長していきます

NAPSメソッドを使えばひとりで眠れるようになります

ここでNAPSメソッドについて少しお話ししましょう。NAPSメソッドは、スムーズに眠りをうながすだけではありません。赤ちゃんがひとりで自然に眠ることができるようになる手助けもしてくれます。適切な月齢(通常6か月〜8か月)に達したら、NAPSメソッドを使ってみましょう。子どもが自分で眠れるようになるまで、来る日も来る日も泣きながら抵抗されたという苦労話を聞いたことがあるでしょう。

しかし、体内時計にしたがって90分周期で眠り、たっぷり休めている赤ちゃんは、たいてい、いいえまったくといってよいほど泣くこともなく、ひとりで自然に眠れるようになっています。よちよち歩きをするようになると、子どもも頑固になってなかなか布団に入りたがらないことは事実ですが、NAPSメソッドを使えば、寝かしつけるのに手をやかなくなります。

自分のリズムにあわせられる赤ちゃんは、自分が眠くなったことをちゃんと自覚できる子どもに育つからです。そして、疲れたら自分から眠たいと親やまわりの人にいうようになるでしょう。親にとっても、NAPSメソッドを使うとよいことがあります。もちろん赤ちゃんがよく眠るので親もよく眠れるようになりますが、赤ちゃんとの時間をもっと楽しめるようになるのです。というのも、よく休めている赤ちゃんは、穏やかで集中力があり、情緒が安定しているからです。親ならだれしもわけもわからず泣き叫ぶ赤ちゃんをなだめるときのイライラを経験しているはずで、まずはおもちゃを試し、効果がないとなれば食べものを与え、車に乗せてドライブするというようにあれこれ試したことがあることでしょう。

NAPSメソッドを使えば、手探りでやっていたことが減り、自信がつきます。時計をこまめにチェックして90分周期のタイミングを逃さないようにするだけで、赤ちゃんがいつ疲れて泣きだすかがわかるようになるのです。NAPSメソッドをとり入れるだけで、赤ちゃんはもっとよく眠るようになり、家族全員がその恩恵を受けることになるでしょう。

そして、よい睡眠が将来にわたって子どもにおよぼす影響は非常に大きく、集中力があって学業においても優秀で、精神的にも成熟した人に育てることができます。また、現代人のわたしたちの多くが悩まされている寝つきの悪さや、眠りの浅さとも無縁の、心も体も健康な人になることでしょう。NAPSメソッドに難しいことはありません。あなたの赤ちゃんの月齢にあわせて早速はじめてみましょう

赤ちゃんが夜泣きせず、ひとりで自然に眠れるようになるネントレ『NAPSメソッド』の4ステップ【編集部要約MEMO】

●赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』を使えば、なにをいつすべきか理解でき、赤ちゃんが発信する眠る準備ができたというサインに気づけるようになる。

●赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』は、N:赤ちゃんが最後に目覚めた時間を書きとめる(Note)、
A:90分後の時間を書き加える(Add)、P:赤ちゃんと一緒に遊ぶ(Play)など、いろいろな活動をする
、S:赤ちゃんを寝かしつける(Soothe to sleep)の4つに分かれている。

●赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』は、まず試してみることが重要。

赤ちゃんがひとりで自然に眠れるようになるNAPSメソッドの4ステップとは?

賢い子が育つポイント
●NAPSメソッドは赤ちゃんの体内時計と眠りの90分周期にそってつくられています
●NAPSメソッドはN・A・P・Sの4ステップにわかれており、どの段階も簡単で、赤ちゃんによい眠りを提供できます

NAPSメソッドは簡単な4つのステップからできています

NAPSメソッドは簡単に赤ちゃんの体内時計と眠りの90分周期にあわせられるようにできています。このメソッドを使えば、なにをいつすべきか理解できて、赤ちゃんが発信する眠る準備ができたというサインに気づけるようになります。

「NAPSメソッド」という名前にも重要な意味があります。赤ちゃんの体内時計は1日に何度も「昼寝(naps)」をするようにできていることから、昼寝が必要なことと、メソッドの内容を覚えやすいように名づけたのです。NAPSメソッドは次のように4つのステップにわかれています。

N:赤ちゃんが最後に目覚めた時間を書きとめる(Note)
A:90分後の時間を書き加える(Add)
P:赤ちゃんと一緒に遊ぶ(Play)など、いろいろな活動をする
S:赤ちゃんを寝かしつける(Soothe to sleep)

赤ちゃんの体内時計の90分周期と眠りのサインに注意していれば、どの段階も簡単に実行でき、完璧な昼寝をするための条件を整えてあげることが可能です。NAPSメソッドの効果は、実際に試して赤ちゃんが日中によく寝ると機嫌がよく、夜もさらによく眠ることを発見するまで理解できない人もいます。まずは試してみることです。赤ちゃんは自然に眠って目覚め、十分に休めていることでしょう。

赤ちゃんが朝まで夜泣きせず、ぐっすり熟睡できるようになるネントレする上で知っておきたい生物学的リズム【編集部要約MEMO】

●赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』で、赤ちゃんが覚醒周期にあわせて眠りにつけるようになると、だんだん1回にこの90分の倍の時間眠れるようになる。

●赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』で身についた90分周期の時計は成長しても働きつづけるが、昼間起きていられる時間は大きくなるにつれて長くなる。

●赤ちゃんが夜泣きせず、一人で自然に眠ることができるように手助けをするネントレ『NAPSメソッド』で、赤ちゃんが90分のリズムで眠れるようになると、すっきり目が覚めることに気づき、よく眠ったあとは気持ちがよいことを覚え、疲れを感じたら眠るのが一番だと学ぶ。

赤ちゃんが朝まで夜泣きせず、ぐっすり熟睡できるようになるネントレする上で知っておきたい生物学的リズムとは?

賢い子が育つポイント
●赤ちゃんは90分周期で眠るようになるとだんだん周期を倍にしながら長く眠るようになります
●一番目覚めがよく疲れがとれる90分周期の睡眠リズムを身につけると、赤ちゃんは朝まで熟睡できるようになります

眠りの基本、90分周期を身につけると熟睡できます

これまでのことから、眠りと目覚めに関する赤ちゃんの脳の基本的な周期時間は90分だということがわかったことでしょう。赤ちゃんが覚醒周期にあわせて眠りにつけるようになると、だんだん1回にこの90分の倍の時間眠れるようになります。昼寝でいうと、1時間半か3時間つづけて眠る機会が増えていき、夜の睡眠時間も90分の倍数になってきます。90分周期の時計は成長しても働きつづけますが、昼間起きていられる時間は大きくなるにつれて長くなります。

個人差があり、1歳以降も90分周期がはっきり見られる場合もありますが、たいてい1歳になるころには、影響は薄れてきます。3時間(90分を2回分)、4時間半(90分を3回分)と起きていられるようになるのです。長い時間眠るようになっても、生涯にわたり90分周期のリズムは重要です。赤ちゃんの90分のリズムに気づき、赤ちゃんをこの生物学的リズムにあわせて眠らせることができるようになったら、大切なことを教えられたといえるでしょう。

赤ちゃんは90分のリズムで眠れるようになると、すっきり目が覚めることに気づき、よく眠ったあとは気持ちがよいことを覚え、疲れを感じたら眠るのが一番だと学ぶのですから。そして、急速に発達している神経系の準備が整ったときには、赤ちゃんは「偉業」を達成していることでしょう。そうです、朝までぐっすり眠れるようになっているのです。

赤ちゃんが夜泣きせず、ひとりで自然に眠れるように教えるネントレテクニック「コントロールド・クライング」【編集部要約MEMO】

●「コントロールド・クライング」というネントレテクニックは、赤ちゃんの様子を見ながら、赤ちゃんを泣かせたままにしておく方法で、時間がさほどかからずひとりで眠れるように教えることができる。

●「コントロールド・クライング」というネントレテクニックのよいところはスピード。1日目は大変だが、だいたい3日目の夜にはひとり寝ができるようになる。

赤ちゃんが夜泣きせず、ひとりで自然に眠れるように教えるネントレテクニック「コントロールド・クライング」とは?

●ひとり寝を教えるテクニックは2種類あります
赤ちゃんにひとりで自然に眠れるように教える方法はふたつあります。「コントロールド・クライング」と「フェーディング」と呼ばれるものです。赤ちゃんの性格や気性にあうテクニックを選び、夜からはじめましょう。夜に寝るときからからはじめると、親がそろっていることが多いので、互いが心の支えになりながら教えられるというメリットがあります。数日か数週間で、夜中に目覚めることが減り、昼寝も自然に改善されていきます。来客の訪問や外泊など、いつもどおり日課が行えそうにないとき、離乳期や母親の復職、引越し、次の子が生まれるときなど、赤ちゃんの生活に変化があるときは、教えないようにしたほうがよいでしょう。

①コントロールド・クライング
赤ちゃんの様子を見ながら、赤ちゃんを泣かせたままにしておく方法で、時間がさほどかからずひとりで眠れるように教えることができます。NAPSメソッドを実践し、昼寝のときはこれまでどおり寝かしつけます。夜は眠る前の日課(165ページ)を行い、覚醒周期が終わるまでに眠る準備を整えます。そしていつもと同じように寝かしつけますが、うとうとしはじめたら完全に眠る前に布団に寝かせて部屋をでます。

赤ちゃんは、いつもの習慣と違うことに抗議して泣きはじめるでしょうが、5分ほど待ち、泣きやみそうにない場合は部屋に戻ります。赤ちゃんの体を優しくトントンとして安心させますが、抱きあげてはいけません。そして1分以上一緒にいないように部屋をでて、また5分待って部屋に戻り、様子をチェックします。これをつづけて、「様子を見にいくことが、安心させるより刺激になっている」あるいは「だんだん落ち着いてきて眠る準備ができてきた」と感じたら、部屋の外で待機する時間を長くしていきます。NAPSメソッドを使っていれば、赤ちゃんが泣く時間は
15分くらいにできるでしょう。

コントロールド・クライングのよいところはスピードです。1日目も大変ですが、2日目は赤ちゃんが前よりも長く泣いて親の出方をうかがったりするので、もっと骨を折る場合もあります。しかし、だいたい3日目の夜にはひとり寝ができるようになります。

泣く時間を最小限にできても、この方法を実践するのが耐えがたい親もいます。もし15分たっても赤ちゃんが泣きつづけたら、部屋に戻って赤ちゃんを抱きあげ、別の日、たとえば数週間後にまた試すようにします。時間制限をしないという専門家もいますが、泣くのがかわいそうだと思う親心も理解できますし、15分以上泣きつづけたら、次の覚醒周期に入ってしまい、90分たつまで眠れなくなって、ひとりで眠れるように教えるまでにいたりません。しかし、赤ちゃんのことをだれよりもよく知っているのは親のあなたです。15分たっても、もう少ししたら落ち着きそうだと感じたら、待っていましょう。もう少しトレーニングをつづけてみるのもよいと思います。

泣きやむどころか、泣き方がどんどん激しくつらそうになってきたら、すぐにやめましょう。この方法は、あなたの赤ちゃんにはまだきつすぎるのかもしれません。また、ひとりで眠れるように教えるのに最適な時期が、少し遅くやってくる赤ちゃんもいます。そして、激しい気性や、とても社交的な赤ちゃんも、ひとりにされるのが苦手な
ので、この方法に向いていません。次に説明する「フェーディング」を試してみましょう。

赤ちゃんが夜泣きせず、ひとりで自然に眠れるように教えるネントレテクニック「フェーディング」【編集部要約MEMO】

●赤ちゃんが夜泣きせず、ひとりで自然に眠れるように教えるネントレテクニック「フェーディング」は、少しずつ段階を追ってトレーニングを進めていく方法で、赤ちゃんと親のストレスをできるだけ抑えることができる。

●赤ちゃんが眠る前に寝かしつけをやめ、赤ちゃんを寝かせて背中をトントンしたり、子守歌を歌ったりしながら一緒にいるようにする。赤ちゃんは抗議してぐずったり、夜泣きしたりするが、がまん。

●赤ちゃんが夜泣きせず、ひとりで自然に眠れるように教えるネントレテクニック「フェーディング」は、「コントロールド・クライング」よりもずっと簡単だが、数日からときには数週間かかることもある。

赤ちゃんが夜泣きせず、ひとりで自然に眠れるように教えるネントレテクニック「フェーディング」とは?

②フェーディング
フェーディングは少しずつ段階を追ってトレーニングを進めていく方法です。時間をかけずに確実に効果を発揮する代わりに、赤ちゃんと親のストレスをできるだけ抑えることができます。眠る時間に親が付き添っている状態からはじめ、数日かけてだんだんと赤ちゃんがひとりで眠れるようにしていくものです。まずは眠る前の日課を行います。そして、覚醒周期の終わりにいつものとおり寝かしつけをはじめますが、赤ちゃんが眠る前にやめ、赤ちゃんを寝かせて背中をトントンしたり、子守歌を歌ったりしながら一緒にいるようにします。

赤ちゃんは抗議してぐずったり、泣いたりすることでしょうが、がまんです。これを数日、赤ちゃんが眠るようになるまで、同じようにつづけます。赤ちゃんがあなたの腕ではなく、布団で眠ることに慣れてきたら、赤ちゃんのそばにすわり、赤ちゃんに触れず、子守歌も歌わないようにします。またこれを数日繰り返し、今度はドアのそばに立つようにします。赤ちゃんにはあなたが見えますが、以前よりずっと、あなたがそばにいるかどうかに左右されず眠れるようになります。

いつしか赤ちゃんが眠る前に、あなたは部屋をでられるようになり、赤ちゃんは自分で眠りにつけるようになるでしょう。この方法はコントロールド・クライングよりもずっと簡単で、赤ちゃんが泣くことも少ないので気が楽だと感じるかもしれません。しかし問題は日数です。数日からときには数週間かかることもあり、時間がかかりすぎて疲れてしまうという親もいます。また、トレーニングの期間中に赤ちゃんが体調を崩したり、用事が入ったりして中断され、はじめからやりなおさねばならないこともあるでしょう。

睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案した賢い子を育てるネントレ新メソッドとは?

子どもを賢く、強く育てたい人にオススメの一冊。本書で提案するのはネントレを成功に導く「NAPSメソッド」という、全米各地での講演と実践を重ねた方法論です。著者は長年研究機関に身を置く、睡眠を専門とする神経科学者「ポリー・ムーア」。ムーア博士は、脳の眠りのメカニズムをはじめ、脳細胞や睡眠障害の治療法など、脳を熟知した専門家であり、睡眠に対する強い関心とすべての患者の睡眠を改善しようとする熱意はこの上なく、多くの支持を集めています。

ネントレ前の夜泣きする赤ちゃん

この本のなかでポリー・ムーア博士は、小さな子どものぐずり/夜泣きの原因が不十分な睡眠にあることを解き明かし、赤ちゃんの睡眠が認知力や情緒的発達の要であることを説いて、自然によく眠れるようになる夜泣き予防にも効果があるネントレを成功に導く「NAPS(昼寝)メソッド」を紹介しています。

ネントレを成功に導くNAPSメソッドを使えば、赤ちゃんに自然に眠る準備が整い、認知力や情緒的発達に必要な睡眠を十分にとれるようになります。

過剰な知育はむしろマイナス!良質な睡眠が学習能力を決定づける!

過剰な知育はむしろ子どもにとってマイナスとなりうることをご存じですか。ぐずり泣き、睡眠が十分でない子どもは、成長するにつれADHDなど重大な問題に見舞われることも。

赤ちゃんにとってみれば、世界全体が未知のものであふれています。特別なことをしなくても、たくさんのことを学ぶことができます。

自分の手足を眺めたり、家族の声を聞いたり、安全で単純なおもちゃや身のまわりの日用品で遊んだり、キッチンからただよう夕食の香りをかいだりするだけでも、そこには学びがあります。そうです、赤ちゃんの脳に必要なのはいうまでもなく良質で十分な睡眠です。できるだけたくさん寝かせてあげましょう。

ネントレが上手くいかず、夜泣きに悩む母親

夜泣きせず、ぐずり泣きすることなく、ぐっすり眠ることで、赤ちゃんの脳は新しく得た情報を処理し、記憶し、すでに得ているほかの情報と組みあわせることができるようになります。睡眠は、赤ちゃんが自分にとって新しい経験がどんな意味を持つのかを理解して、知識として定着させるのを助けるのです。赤ちゃんには凝った仕掛けのあるおもちゃや知育レッスンなど、過剰な刺激を与える必要はありません。

成績だけじゃない?集中力や注意力のある子どもに育てる方法とは?

長いあいだ昼寝をさせてもらえなかった赤ちゃんは、睡眠と覚醒のリズムの波がなくなってしまい、寝ているときも起きているときも同じような状態になり、どっちつかずのまま、きちんとものごとに集中したり、周囲に注意を払えなくなります。そして眠りのサインもはっきりしなくなってくるので、親は寝かせる必要がないとつい思い込んでしまいます。

しかし、そうなってしまっても、昼寝の習慣はとり戻せるので安心してください。ネントレを成功に導くNAPSメソッドを実践してよい睡眠習慣と集中力や注意力が身につくようにしましょう。数日家にいて、ネントレを成功に導くNAPSメソッドをきちんと使えば、赤ちゃん独特の眠りのサインがわかるようになります。そして、まわりの刺激に触れさせないようにして、眠りにつくのを手伝うとよいでしょう。

ネントレ成功で、ぐずり泣かず眠る赤ちゃん

集中力や注意力のある子どもに育てるためにも、昼寝は必要です

つらい「夜泣き/ぐずり泣き」もなくせるネントレを成功に導く「NAPSメソッド」とは?

赤ちゃんはおなかがすくだけでなく、神経系が未発達なために泣くのです。
かすかな覚醒状態にあるとき神経学的システムチェックが行われ、不均衡が生じてうっすら目が覚めてしまい、なんとか睡眠状態に戻りたくて、助けを求めて泣くのです。

昼寝を十分していない赤ちゃんの場合、さらにやっかいです。昼寝で発散されるべきエネルギーがたまったままなので、神経系がよけいにイライラしやすく、不安定な状態だからです。夜中に目覚める回数やしっかり起きてしまう場合がより多くなるもこのためです。

「夜泣き/ぐずり泣き」もなくせるネントレを成功に導くNAPSメソッドはN・A・P・Sの4ステップにわかれており、どの段階も簡単で、赤ちゃんによい眠りを提供できます

「夜泣き/ぐずり泣き」もなくせるネントレを成功に導くNAPSメソッドの効果は、実際に試して赤ちゃんが日中によく寝ると機嫌がよく、夜泣きせず、夜もさらによく眠ることを発見するまで理解できない人もいます。まずは試してみることです。赤ちゃんは自然に眠って目覚め、十分に休めていることでしょう。

「夜泣き/ぐずり泣き」もなくせるネントレを成功に導くNAPSメソッドは大変簡単で、たった4つのステップがあるだけ、子どもの睡眠を記録するだけ。イレギュラーな例にも丁寧に回答しています。

ネントレを成功させ、夜泣き/ぐずり泣きしない情緒が安定した赤ちゃん

本書は「夜泣き/ぐずり泣き」もなくせるネントレを成功に導くNAPSメソッドを1からご紹介。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児を学んでみませんか?

【書誌情報】
『賢い子は1歳までの眠りで決まる』
ポリー・ムーア 著

睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案、自分の子どもで実践し、さらに全米で実績を積んできた「NAPSメソッド」。これによって、子どもに良質な睡眠を与え、夜泣きを改善し、乳児期に学習能力を飛躍的に発達させることができます。メソッドの方法は非常に簡単で、子どもの睡眠を記録するだけというもの。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児書。子どもの睡眠障害を防ぐこともできます。

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