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全く昼寝をしない赤ちゃんか、夜あまり寝ない赤ちゃんどっちが手がかかる?【賢い子は1歳までの眠りで決まる】

昼寝は習慣づけることが大切です

子どもは基本90分同期にしたがって、覚醒段階と睡眠段階を繰り返します。どうしても眠りのサインがわかりづらいという場合も、NAPSメソッドは役に立ちます。NAPSメソッドを使って赤ちゃんが眠ったら、「眠る前にどんな声をだしていただろう」と振り返ってみてください。すると、退屈なときと眠いときの泣き声が聞き分けられるようになり、眠りのサインをキャッチできるようになります。

どうしても90分周期で眠らない場合も、本来はこの周期で眠ることがわかっていれば、赤ちゃんの眠る時間をうまくコントロールすることができます。たとえば45分しか眠らない赤ちゃんをNAPSメソッドにそって寝かしつけるようにすると、いつしか45分以上眠るようになり、月齢に必要な睡眠をとれるようになります。

昼寝をしないのは頭がよい証拠だとか、昼寝は短いほうが都合がよいという親にときどき出会います。しかし、これはよいことではありません。まったく昼寝をしない赤ちゃんは、夜あまり寝ない赤ちゃんよりも結果的に手がかかることを覚えておいてください。歩けるようになったころを想像してみましょう。子どもは昼寝がしたいのにできないために不機嫌です。月日がたつにつれ、ぐずりがひどくなり、しまいには手がつけられなくなります。きちんと昼寝の習慣をつけておけばよかったと後悔することでしょう。

今、昼寝の習慣がなくても、幸いにも赤ちゃんは生まれつき昼寝をするようにできています。NAPSメソッドを使って少し手伝ってあげれば、必要なだけ昼寝ができるようになります。昼寝は必要なさそうに見える場合も、実は自然の睡眠周期にあわせられていないだけということも少なくありません。90分ごとの覚醒周期はすぐにはじまるため、眠る機会を逃しつづけていると、赤ちゃんはずっと起きていることになり、親は眠る必要がないと思ってしまうのです。

出典:『賢い子は1歳までの眠りで決まる』

【書誌情報】
『賢い子は1歳までの眠りで決まる』
ポリー・ムーア 著

睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案、自分の子どもで実践し、さらに全米で実績を積んできた「NAPSメソッド」。これによって、子どもに良質な睡眠を与え、夜泣きを改善し、乳児期に学習能力を飛躍的に発達させることができます。メソッドの方法は非常に簡単で、子どもの睡眠を記録するだけというもの。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児書。子どもの睡眠障害を防ぐこともできます。

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