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息を吸う時は鼻、息を吐く時は口!口呼吸が引き起こす健康を害する問題とは!?【一流が実践する人生を変える呼吸法】

息を吸うときは「鼻」息を吐くときは「口」

正しい呼吸をするにあたり、どこから酸素を取り入れるのかはとても重要なポイントになります。はじめに正解を言いますと、吸うときは「鼻」から。吐くときは「口」です。

普段の呼吸を思い出してください。気にしたことはないかもしれませんが、皆さんは、吸う、吐くとも「口」から行っていませんか? じつは、口で息を吸ってしまうと、いくつかの問題が発生してしまうのです。

その中でも、健康を害する問題が出てくるのが、唾液分泌との関係です。口呼吸にしてしまうと、唾液分泌が減ってしまいドライマウスになります。口の中が乾いた状態になり、口臭や虫歯、味覚障害など様々な症状が出てしまいます。

唾液には抗菌作用があり、口の中の細菌の増殖を抑える働きがあります。その他にも、唾液に含まれる消化酵素により、消化を助けてくれます。唾液の分泌量が減ることで、消化器官に影響が出て、内臓機能の働きを悪くしてしまうことにもつながるのです。

つまり、唾液分泌には内臓の活動を助けてくれる効果があります。正しい呼吸法を実践することで、内臓機能が向上します。紹介するエクササイズは、すべて鼻から息を吸いますが、そうすることで、横隔膜が働きやすくなるとも言えるのです。

出典:『一流が実践する人生を変える呼吸法』著/宮﨑裕樹

【書誌情報】
『一流が実践する人生を変える呼吸法』
著者:宮﨑裕樹

人間が健やかに生きていくうえで大切な呼吸を整えることで、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化し、ストレッチやトレーニングの効果を飛躍的に高めるメソッドを紹介する一冊。一流のスポーツ選手や数多くの芸能人が、実際に取り組んでおり、健康を高めつつ、ストレスを軽減した生き方のヒントがここにあります。

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