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マジックハンドでのティッシュ配りは手配りの5.54倍の効果!感染症対策と行動経済学の繋がりとは!?【ゼロからわかる知らないと損する行動経済学】

Text:ポーポー・ポロダクション

コロナ社会が生んだ人の行動変化

2020年から世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスは私たちの生活を一変させました。同時に様々な心理変化を生み、東京オリンピックを開催すべきか否かなど複数の対立構造をつくったのです。

人は様々な考えをもつもので、意見が分かれることは当たり前ですし、どちらかの方針に決まることで損をしたり、得をしたりする人がいますから当然です。しかし、ここに「チェリー・ピッキング」という認知上のワナが潜んでいたことはあまり知られていません。

チェリー・ピッキングとは、相反する情報や意見を無視して、自分にとって都合のよい特定の情報のみをピックアップして論じることです。認知バイアスの一種で、「確証バイアス」ともいわれます。

認知上のワナ、チェリー・ピッキングを深堀り!

ワクチンを打つか打たないかを判断するときに、打ちたくない人は打たない理由を探し、打ちたい人は打つ理由を探す。これは競馬の予想でもみられる行為です。様々な情報を探して最後に本命を決めるのではなく、ある馬に決めるとその馬が勝つ情報を探し出します。

チェリー・ピッキングの由来は、さくらんぼが成っている木から、熟しているさくらんぼを特に選んで収穫することからきています。

感染症対策と行動経済学のつながり!そして海外の事例とは?

テーマパークでは混雑期は高く、閑散期は安くする価格変動性チケットを導入するナッジのような手法も出てきました。需要に応じて価格を変更するこの仕組みをダイナミックプライシングといいます。

実際に海外ではアルコール消毒をする際に、おもしろい音を出して促進させようという実験も行われています。今後、行動経済学による、人流の分散や感染予防が期待されています。日本でも「真実の口」の中に手を入れると、消毒できる仕組みなどで消毒を促進する実験などが行われており、消毒を意識づけることに役立っているそうです。

また普通にティッシュを配るのと、マジックハンドでティッシュを配るのでは受け取った人の数に大きな差が出ました。マジックハンド配りは手配りの5.54倍もの効果があり、(大阪大学松村真宏教授の実験)行動経済学は感染予防をしながら新しい要素で新しい価値を作ることにも挑戦をしています。

「ゼロからわかる 知らない損する 行動経済学」はこんな方にオススメ!

・行動経済学を学んでみたい!
・行動経済学で感染症予防ができる?
・ビジネスに行動経済学を取り入れてみたい
・コロナ禍と行動経済学はどう関係するのか?

そう感じている方にはぜひ本書『知らないと損する 行動経済学』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』著/ポーポー・ポロダクション

【書誌情報】
『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』
ポーポー・ポロダクション 著

コロナ禍により、さらに注目を集めている行動経済学。消毒液をプッシュするとおもしろい音が出ることで、手指の消毒を促進したり、レジ前に足跡のマークをつけてソーシャルディスタンスを保ったり。行動経済学は難解な経済の話だと思われることもありますが、そんなことはありません。「1980円はなぜか安く感じる」「中古品の買取価格に毎回満足できない」「投票の話を聞くだけで投票率が上がる」など、「つい、○○してしまう」という人の不思議な行動を扱う、身近なテーマです。本書ではお金と心理の話を中心に、そんな行動経済学のおもしろさが伝わる内容となっています。初心者の方はもちろん、行動経済学への理解を深めたいと考える方にもおすすめしたい一冊です。

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