行動経済学を学ぶ6つのメリットとは
行動経済学を学ぶと、どんなメリットがあるのでしょうか。実際に様々な分野で応用されており、メリットはとても多く存在します。代表的なものに「お金が増える」「売上げがアップ」「節約・貯金ができる」「人を動かす」「投資に失敗しない」「幸福感が高まる」という6つがあります。
お金を増やすための経済心理が身につく!
〇メリット1「お金が増える」
行動経済学はリアルな経済の話です。初心者でも簡単に学べることができておもしろいのが特徴です。メリットのひとつ目として挙げたいのは、「お金が増える」ということです。それも複雑な数式などを使いこなす必要はありません。経済活動に関わる人の行動パターンや思考パターンを知ると、損を回避し得をする行動を選べます。
〇メリット2「売上がアップ」
もしあなたが店舗を経営していたり、ネットで商品を販売していたり、販売することに興味があるようでしたら、それは大きなチャンスです。行動経済学では売上がアップする様々な方法が語られています。
比較選択肢を設定するなど、ネットで使える売上アップ術もたくさんあります。こうした方法を知って、ぜひ売上を伸ばしていっていただきたいと思います。
〇メリット3「節約・貯金ができる」
どうすれば節約と貯金ができるようになるかも、行動経済学の知見を使えば難しくありません。貯金できないのは、収入が低いためだと思っている人が多いのですが、じつは「時間割引」という思考によるところが大きいのです。行動経済学を学べば貯金に対しての見方が変わります。
幸福感が高まり、ビジネスに役立てることもできる!?
〇メリット4「人を動かす」
ナッジを使えば、人を誘導することも可能です。音楽を使って目的の商品の販売促進をしたり、健康のためにエスカレーターではなく階段に誘導することもできるのです。行動経済学が心理学と結びついている証でもあります。
〇メリット5「投資に失敗しない」
投資で陥りやすい失敗の傾向は研究されていて、投資活動にも役立ちます。近年は大きな投資ブームの流れがあります。投資に失敗しないか否かは、行動経済学を知っていると知らないとでは大きく変わります。
〇メリット6「幸福感が高まる」
何に幸福を感じるかは人それぞれですが、行動経済学を知れば幸福感までコントロールできるようになります。単にお金を増やすだけでは幸福感を得られにくいことがわかっています。行動経済学を学び、同時に幸福感も高めていきましょう。
「ゼロからわかる 知らない損する 行動経済学」はこんな方にオススメ!
・行動経済学を学んでみたい!
・行動経済学を学んでお金を増やしたい!
・ビジネスに行動経済学を取り入れてみたい
・行動経済学を学ぶメリットを知りたい
そう感じている方にはぜひ本書『知らないと損する 行動経済学』を手に取っていただけたらと思います。
出典:『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』著/ポーポー・ポロダクション
【書誌情報】
『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』
ポーポー・ポロダクション 著
コロナ禍により、さらに注目を集めている行動経済学。消毒液をプッシュするとおもしろい音が出ることで、手指の消毒を促進したり、レジ前に足跡のマークをつけてソーシャルディスタンスを保ったり。行動経済学は難解な経済の話だと思われることもありますが、そんなことはありません。「1980円はなぜか安く感じる」「中古品の買取価格に毎回満足できない」「投票の話を聞くだけで投票率が上がる」など、「つい、○○してしまう」という人の不思議な行動を扱う、身近なテーマです。本書ではお金と心理の話を中心に、そんな行動経済学のおもしろさが伝わる内容となっています。初心者の方はもちろん、行動経済学への理解を深めたいと考える方にもおすすめしたい一冊です。
公開日:2022.09.05