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残留農薬がたくさんある危ない中国産野菜はどこで消費されているのか?【経済とお金の話】

危ない中国産野菜はどこで消費されているのか?

日本の野菜の需給構造は、国内生産量が8割、輸入量が2割を占めます。金額ベースの全体では3兆円近く、このうち約15%程度が輸入野菜(生鮮野菜3割、加工野菜7割)になり、中国産が半分を占めます。

しかし、スーパーの野菜売り場で中国産はまず見かけません。かつて基準値を大幅に超える残留農薬が検出され店頭から消えたからです。実は輸入野菜のほとんどは、外食や中食、加工食品で消費されています。何しろ国産の野菜より3割~6割も安いからです。

世界で大量に農薬を使うワースト3国は、中韓日の順で、湿潤気候のため害虫も多いからです。国産は農薬の管理にも信頼できますが、外国産は不安です。そのうえ、輸入野菜にはポストハーベスト問題も付随します(収穫後の輸送時に防カビ剤や防虫剤を使用する)。輸入時のチェックは書類審査で9割が通り、検査は1割のみです。畑での農薬の数十倍の濃度ゆえ残留農薬の懸念は、想像するだけでもぞっとする状況なのです。

出典:眠れなくなるほど面白い 図解 経済とお金の話

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 経済とお金の話』
神樹 兵輔 著

日本社会をとりまく環境は日々変化を続けています。特にここ数年、令和の時代に入って、日本も世界も大きな変化が起こっています。日本の経済を知ることはイコール「世界や社会の今」を知ることにもなります。本書は〝経済のことは難しくてよくわからない〟というような人たちに向け、最低限知っておきたい経済の基本を身近なテーマと共に解説、読み解く一冊です。行動経済学から、原価や流通や利益のしくみ、生活に密着した経済の疑問や問題点など、いま知っておきたい経済やお金のことを、図とイラストでわかるやすく解説していきます。経済のしくみや原理原則を理解しないまま日常生活を過ごしていると損をしてしまうことになってしまいます。賢く今の世の中を生き抜くためには、世の中の動きやそこに潜む経済のメカニズムを理解することは必要不可欠なものです。

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