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皇族以外はお参りができないといわれる宮中三殿の秘密とは?【神社の話】

宮中三殿って神社なの?

宮中三殿をご存じでしょうか。その名前を知らなくても、天皇陛下が即位などの特別な行事の際や、元日などに皇居内の神殿にお参りをされる様子をニュースでご覧になったことがあると思います。そこに映されていた建物が宮中三殿です。その名前からわかるように、宮中三殿は3つの神殿(社殿)で構成されています。中央にあるのが賢所です。「畏れ多い場所」といった意味です。天皇陛下のご先祖であるアマテラスをお祀りしているので、このように呼ばれてきました。そのご神体とされているのが三種の神器の1つの八咫の鏡です。

賢所の東側(向かって右)に建っているのが神殿です。ここには天神地祇、八百万神が祀られています。天上におられる天神と、地上におられる国神を、すべてお祀りしているのです。その反対側に建つのが皇霊殿です。天皇陛下のご先祖である歴代天皇・后妃・皇子皇女の御霊をお祀りしています。

このように神様が祀られている場所ですので神社の1種といいたくなってしまいますが、天皇陛下が国家の安寧や発展、国民の幸せなどを祈られる場所であり、皇族以外の者がお参りすることは決してありませんので、神社とは区別されています。 宮中三殿には3つの神殿のほか、新嘗祭(天皇陛下が新米を神様に捧げ、ともに食される行事)が行なわれる神嘉殿、天皇陛下が身を清めたり装束を替えられたりする綾綺殿、神饌(神様のお食事)が 調えられる膳、神楽が奏される神楽舎などがあり ます。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 神社の話』
著: 渋谷申博

「神社には、どんな神様がお祀りされている?」「鳥居や狛はどんな意味がある?」「犬や猫の神社があるってホント?」 素朴な疑問で神社のディープな魅力がわかる! 知っておきたい神社のキホンから、イザナギ、イザナミ、アマテス、スサノオ、オオクニヌシなど、神社に祀られている祭神のこと、お祭りと神社の関係まで、神社と神様まつわる知識をイラスト・図とともにやさしく解説ました。金運や縁結び、長寿など、さまざまな願いをかなえる最強の開運神社も紹介。超絶景の神社もわかります。神社のキホンを知れば、神社参拝が楽しくなる! 神社巡りのお供に最適。ユルくてかわいいイラストもお楽しみください。