CASE 02 適した環境を整えれば室内でも美しく植物を育成し鑑賞できる
育成植物 | アガベ、コーデックス、盆栽、多肉・観葉植物全般 |
使用機材 | ◎ LED ライト/ BARREL「TSUKUYOMI」「AMATERAS」「ROKI350」「YEW-7W」、HARU design 「HASU38 spec9」「Light STAFF VA」、BRIM 「SOL 24W」「LUNA 24W」「COSMO 22W」、Mars Hydro「TS 1000」 など ◎その他機材/ BARREL「AECHMEA MOVE」、KEYNICE「USB扇風機」、PEDRAIN「USB扇風機」 |
LEDライト 使用方法 | ◎使用時間/ 12時間(タイマー管理) ◎ファン:24時間 ◎温度管理(エアコン)/昼間 26℃程度、夜間 15 ~ 20℃程度 |
LEDの光に加えて水と風をバランス良く保つのがコツ
「一度設備を整えてしまえば、天候に左右されず一定のクオリティで管理できるようになります。また、屋外管理の株を育成に適さない時期に屋内に取り込むことで育成を続けられます」と LEDのメリットについて教えてくれた ELBAZ FARMさん。
LEDの性能が進化したことで、屋外管理が当たり前だと言われていたアガベなども屋内で管理できるようになったことが、何より素晴らしいことだと感じているそうです。ただし、LED 栽培を始めると光に意識が向きがちなので注意が必要だと言います。例えば、光だけが強く、水やりや風が少ないと光合成が阻害されたり、高温による葉焼けのリスクがあります。
「屋内栽培の環境を整える際には、光・水・風のバランスを正三角形になるようにイメージすると、リスクを減らし、植物全般が美しく育つと考えています」。
【出典】『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』著:日本文芸社(編集)
【書誌情報】
『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』
著:日本文芸社(編集)
本書は、観葉植物の歴史から最新のLEDライトを使った室内栽培法まで、幅広く解説した一冊です。古代文明から続く観葉植物の文化は、現代においても多くの人々に愛され、特にLEDライトの普及により、室内でも多様な植物が栽培可能となりました。光の重要性や具体的な栽培方法を紹介し、実際にLEDライトを使って栽培を楽しむ人々の成功例やアドバイスを掲載。初心者から上級者まで参考になる内容が詰まっています。
公開日:2024.10.12