ベーコン
燻製にする前に豚肉を3日塩漬けにし、さらにはちみつとハーブに3日漬けて熟成させます。時間はかかりますが、このひと手間で旨味が凝縮してコクが増します。
<作り方>
【1】 1日目。豚肉全面にフォークを刺して穴を空け、塩を均一にまぶす。ペーパータオルで包み保存袋に入れ、冷蔵庫に1日置く。
【2】2日目。ペーパータオルを取り替えて保存袋に入れ、冷蔵庫に1日置く。
【3】3日目。ペーパータオルを取り、肉の表面にはちみつを均一に塗る。ちぎったローリエ、ローズマリーを貼りつけ、黒こしょうをまぶす。ラップで空気が入らないようにきっちり包み、冷蔵庫でさらに3日寝かせる。
【4】 6日目。3を冷蔵庫から出して30分ほど置き、室温に戻す。
【5】 鉄のフライパン、または厚手の鍋の底にアルミホイルを敷き、茶葉、ザラメを敷き詰める。足のある網をのせ、その上にラップを外した豚肉を置く。大きめにカットしたアルミホイルを二重にしてかぶせ、煙が漏れないように蓋をする。
【6】5を中火に約15分かけて火を止め、そのまま冷ます。
<保存>冷蔵で4〜5日
【書誌情報】
『暦の手仕事』
著:中川たま
逗子在住の人気料理家・中川たまさんが伝える、季節を慈しむ「食」と「暮らし」の手仕事をまとめた写真エッセイです。
伝統を受け継ぎながら、今の暮らしに寄り添った保存食レシピや、季節ごとの心身の整え方など、暮らしを豊かにするヒントが満載です。
公開日:2019.10.18
PREVIEW
魚嫌いさんもご飯がすすむ!絶品「秋刀魚のおかか煮」