SPORTS COLUMN
- スポーツの話題を毎日更新 -

  • HOME
  • SPORTS COLUMN
  • 37年ぶり2度目の甲子園決めた國學院栃木に注目!栃木地区の甲子園での戦い&夏の展望とは!?【がっつり!甲子園2022】

37年ぶり2度目の甲子園決めた國學院栃木に注目!栃木地区の甲子園での戦い&夏の展望とは!?【がっつり!甲子園2022】

Text:落合初春

全国49地区 夏の大会データベース
【栃木】

《2022年 センバツ結果》出場なし

●甲子園での戦い&夏の展望
絶対王者・作新学院は10大会連続出場中!佐野日大や青藍泰斗らの逆襲はあるのか?

近年の栃木大会は絶対王者・作新学院に佐野日大や白鷗大足利、文星芸大附、青藍泰斗、國學院栃木ら4強・8強の常連校が挑むという構図になっている。その構図は今夏も変わりそうにない。

本命は、やはり作新学院。春季大会を制し、関東大会こそ8強に終わったが、県内に敵なしといった状況だ。新型コロナ感染による出場辞退のような大波乱さえ起こらなければ、あるいは主力級選手の怪我による離脱や極度の不調がなければ、夏の甲子園11大会連続出場もいよいよ現実味を帯びてくるだろう。

今夏の対抗勢力の筆頭は佐野日大だ。春季大会準V、関東大会では初戦敗退したものの、県内対抗勢力のなかでは頭ひとつ抜け出している。対抗2番手は青藍泰斗と見ていい。春季大会3位、関東大会初戦敗退も伸びしろは十分だ。

台風の目は県内ナンバーワン左腕・檜山匠海擁する茂木。檜山の成長次第で作新学院や佐野日大を撃破する番狂わせを演じることも可能だ。栃木工も昨夏4強入りを果たした宇都宮短大附と文星芸大附両校を倒し、準決勝で作新学院に破れたものの、春季4強のなかで最も伸びしろのあるチームといえそうだ。

春季こそやや精彩を欠いた白鷗大足利と文星芸大附、國學院栃木ら強豪の巻き返しにも期待したい。

全国49地区夏の甲子園DATABASE【関東編】

●センバツ4強に2校を送り込んだ
例年の関東は、各地区内の絶対的2強を軸に夏の大会が展開されることが多かった。たとえば神奈川の東海大相模と横浜の決勝対決は神奈川の夏を彩る風物詩だ。しかし今夏に限っては2強ではなく、頭ひとつ抜け出した大本命が存在し、「大本命とその包囲網」という構図になっている。

今夏の関東のトレンドは「大本命とその包囲網」

本命と対抗という絶対的2強が軸になる例年と違い、今夏の関東は1強が県内無双状態というところが多く、そのため対抗は不在。「大本命とその包囲網」ないしは「三つ巴」という構図になっているようだ。

茨城の大本命は明秀日立。元来の茨城4強(常総学院、土浦日大、霞ヶ浦、藤代)は今夏、明秀日立の包囲網という立ち位置だ。

栃木の大本命は、今年も県内無双の作新学院。群馬は前橋育英。健大高崎と利根商の巻き返しに期待したい。

埼玉は浦和学院。山村学園と花咲徳栄がどこまで仕上げてくるかに注目だ。

東東京は帝京に注目。関東第一、二松學舎大附とともに三つ巴。西東京は東海大菅生が本命だが、日大三、國學院久我山とともにこれも三つ巴といえそうだ。

千葉の本命は夏の勝ち方を知る木更津総合。

神奈川の本命は桐光学園。春季大会は8強で消えた神奈川の絶対的2強(東海大相模と横浜)の今後を占う大会になりそうだ。

山梨の本命はやはり山梨学院。東海大甲府と甲府城西の逆襲はあるのか。

今年の関東も熱(暑)そうだ!

出典:『がっつり!甲子園2022』

『がっつり!甲子園2022』7月5日発売!

ブラバン応援も復活で甲子園へ夏きゅん‼︎コロナ下で、対外試合や練習方式に制限を受けた世代の球児たちが最後の夏にすべてのパワー全開で一躍雄飛する!この夏の主役候補たちに大接近!代替出場のセンバツで準優勝を射止めた近江・多賀章仁監督と魂の594球エース山田陽翔、絶対王者・大阪桐蔭への雪辱を誓うドラフト候補エース・米田天翼、イチロー魂導入で春ベスト4に躍進した國學院久我山・尾崎直輝監督、甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ!最強世代の呼び声高い2年生四天王のトップ・佐々木麟太郎の凄さ、春夏連覇を目指す大阪桐蔭の強さも大分析!さらに「各県総力データ」や、歴代の「高校投手高速化分析」、「甲子園スターの現在地」など、あらゆる角度から「甲子園」を楽しみ尽くす情報が満載!高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !

芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内