SPORTS COLUMN
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【巨人】「最後まであきらめない」と「ファンあってのプロ野球」特殊な状況下では相反する

8月6日、甲子園に行った巨人ファンの思い出は何か?

巨人が今シーズン初の2桁得点を奪われる大敗を喫した。長いシーズン、こういう日もあるだろう。素直に阪神・高橋遥人に拍手を送りたい。

1点差で負けても20点差で負けても同じ1敗。そう巨人ファンはポジティブに受け止めればよいと思う。

今朝のニュースは増田大輝がマウンドに上がったこと一色。賛否ある。

おおむね年長者は“否”。若い世代ほど“賛”といった傾向か。

ただ、大敗翌日にこれだけ話題になるニュースソースを提供した「ファンサービス」という観点では原辰徳監督に拍手を送りたい。あれがなければ各新聞社の巨人担当は何を紙面に書いただろう? ツラい内容ばかりになったはずだ。

8回に11点差付けられた時点で巨人の勝ちは限りなくゼロになった。

アマチュア野球だったら「最後のアウトを取られるまであきらめない」がスポーツマンシップとして絶対的に正しい。

しかし、興行という側面もあるプロ野球では「勝ちをあきらめてファンサービスに移行する」ということも、昨日のような特殊な状況下では発生するのだと思う。

少なくとも昨日、甲子園に足を運んだ巨人ファンは「お金を払って見に来た価値」のほとんどが増田大輝になったはずだ。0点vs11点ではいたしかたないだろう。

2位と4ゲーム差。大丈夫。最高のファンサービスが「優勝」だということは原辰徳監督が誰よりも分かっている。