中山牝馬S(3月13日 中山11R)芝1800m
牝馬限定、芝1800mのハンデ戦。
阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。
尚、14年は2着同着。従いまして、9年で2着は10頭、3着が8頭となります。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔210〕。
6番人気以下〔335〕、2ケタ人気馬〔023〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
上位人気馬に信頼が置けない、波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。7着馬。
有馬記念から〔010〕。10着馬。
日経新春杯から〔101〕。3着馬と12着馬。
京都牝馬Sから〔101〕。6着馬と3着馬。
愛知杯から〔314〕。4着以内の馬が5頭に、8着馬2頭、12着馬1頭です。
OP時代も含む、ターコイズSから〔121〕。4着以内の馬。
中山金杯から〔010〕。5着馬。
東京新聞杯から〔010〕。6着馬。
OPから〔211〕。人気、着順は不問。
3勝クラスから〔021〕。連対馬。
2勝クラスから〔010〕。勝ち馬でした。
トップハンデは9年で15頭いて〔130〕。
勝ち馬のハンデは56~52キロで、平均すると53.67キロ。
2着馬は56~50キロで、平均53.5キロ。
3着馬は56~51キロで、平均53.13キロ。
連対19頭中、17頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る2頭は芝1600mにも中山芝にも勝ちがあった馬。
さらに、連対19頭中、14頭に重賞3着以内があり、1頭にはOP2着がありました。2勝クラス勝ちから2着に来た、昨年のリュヌルージュがこのパターンです。
残る4頭は、3勝クラス勝ちからが2頭、重賞に0秒2差以内ありが2頭です。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔331〕、5歳〔543〕、6歳〔132〕、7歳〔002〕。
5歳馬の好走が目立ちます。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.03.12