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『ノーサイド』の言葉の意味と起源【ラグビーW杯2023を見る時に知っておきたいラグビー用語】

「ノーサイド(no side)」は、日本でのみ使用されるラグビーの用語であり、物語やドラマでも注目を集めています。本記事では、ノーサイドという言葉の意味と起源について詳しく解説します。

ラグビー用語『ノーサイド(no side)』とは!?

ラグビーの試合終了を表す言葉として知られる「ノーサイド(no side)」は、物語やドラマでもしばしば取り上げられ、注目を浴びています。では、この「ノーサイド」とは具体的に何を意味しているのでしょうか?

ノーサイドは、ラグビーの試合終了時を指す言葉です。英語では「No Side」と表記されます。試合が終了すれば、敵味方や勝者と敗者の区別はなくなり、お互いの健闘を讃え合うメッセージが込められています。

実際のラグビーの試合を観戦すると、試合終了後に両チームの選手が握手を交わしたり、笑顔で話し合ったりするシーンを目にすることができます。ラグビーは紳士のスポーツとして知られており、戦いの後はお互いの健闘を称え合う精神が大切にされています。

このノーサイドという言葉は、対立していた両者が和解するという意味でも日常的に使われることがあります。ラグビーが持つ紳士的な文化が、ノーサイドの概念にも反映されているのです。

ノーサイドの起源

ノーサイドの起源は、ラグビーの発祥地であるイングランドのラグビー文化にさかのぼります。ラグビーは「紳士のスポーツ」と称されるほどですが、試合後には敵味方を問わず、全員で一緒にお酒を楽しむ「アフターマッチファンクション」というカルチャーが存在します。激しいコンタクトがあるラグビーだからこそ、この紳士的な精神を大切にしようという意識が広まっているのです。

ノーサイドという言葉は日本でしか使われていない!?

興味深いことに、ノーサイドという言葉は日本でしか使われていないとされています。世界的には「フルタイム(full time)」という言葉がラグビーの試合終了を表す用語として一般的です。しかし、ノーサイドという言葉が使われていないとしても、試合後にお互いを讃える文化は世界中で共通して存在しています。ラグビーは、チーム同士の応援席の分け方がなく、試合後にはファン同士もお互いを称え合います。

ラグビーワールドカップ2023でノーサイドの瞬間を目に焼き付けよう!

2023年にはフランスでラグビーワールドカップ2023が開催されます。世界中の強豪チームが一堂に会する大舞台に、ラグビー日本代表として出場するのが「ブレイブ・ブロッサムズ」です。ラグビー日本代表である「ブレイブ・ブロッサムズ」が何度勝った状態でノーサイドを迎えられるのか注目が集まります。

ラグビー日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」とは?

ブレイブ・ブロッサムズは、日本のラグビー代表チームの愛称です。かつては「チェリーブロッサムズ」と呼ばれていましたが、近年、チームの勢いや魅力から新たに「ブレイブ・ブロッサムズ」という名称が使われるようになりました。

ラグビー日本代表が「ブレイブ・ブロッサムズ」と呼ばれるようになった経緯

ラグビー日本代表が「ブレイブ・ブロッサムズ」と呼ばれるようになった経緯は、2003年のオーストラリアで開催されたワールドカップでの活躍と関連しています。日本代表は、開幕戦でスコットランドと対戦し、ぼろ負けを予想されていたにも関わらず、予想を覆すほどの健闘を見せ、11-32と破れたものの、前評判を覆す大健闘でスコットランドに食い下がりました。この勇敢な戦いぶりが海外メディアで称賛され、勇敢なチームとして「ブレイブ・ブロッサムズ」という愛称が海外メディアの発信で広まったのです。

2015年にイングランドで開催されたラグビーワールドカップでは、日本代表が南アフリカを破るという史上最大の番狂わせを達成しました。この勝利は、世界中で注目を浴びるとともに、日本代表の強さと勇気を象徴するものとなり、「ブレイブ・ブロッサムズ」という愛称がさらに世界に浸透しました。

「ブレイブ・ブロッサムズ」という愛称は、日本代表の勇気あるプレー、チームの精神、そして日本文化への敬意を表現しています。この称号は、日本代表が世界で戦う際のチームのアイデンティティを示すものとして、現在では広く受け入れられています。

ラグビーワールドカップ2023では、日本のラグビー文化の更なる発展と、世界にその魅力を発信する機会となることでしょう。ラグビー日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」がどのような戦いを見せるのか、世界中のファンが期待を膨らませています。

まとめ

「ノーサイド(no side)」は日本独自のラグビー用語であり、試合終了を表す言葉です。ラグビーの文化として、試合後にお互いの健闘を称え合う精神が重視されています。このノーサイドの概念は、ラグビーの発祥地であるイングランドの文化から派生しました。世界的には「フルタイム(full time)」という用語が一般的ですが、ノーサイドの精神はラグビーを通じて世界中に広まっています。また、ラグビーワールドカップ2023では日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」の活躍にも注目が集まっています。

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