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鈴木誠也がMLBで活躍できる理由はイチローに松井秀喜…成功例は負担の少ない”外野”というポジション

Text:花田雪

満を持してのポスティング申請!鈴木誠也がMLBで活躍できる3つの理由

“日本の4番”が海を渡る。今オフ、広島東洋カープの鈴木誠也がポスティングシステムを使ってMLB移籍を目指すことが明らかになった。“日本人野手の低評価”が叫ばれる現代のMLBだが、鈴木誠也なら必ず活躍できる!その理由を大公開!

【鈴木誠也が活躍できる理由③】負担の少ない”外野”というポジション

●イチローに松井秀喜……成功例はほぼ外野手!?
日本人メジャーリーガーで一定の“成功”を収めた選手の名前を見ると、イチローや松井秀喜に代表されるように圧倒的に“外野手”が多い。内野手の場合、特に二遊間は天然芝への対応はもちろん、メジャー仕込みの“バケモノ級”身体能力を誇る野手たちとのポジション争いが待ち受ける。

一方、守備の負担が比較的軽い一、三塁の場合は、どうしてもシーズン30~40発を放つ長打力を期待されてしまう。松井やイチローも、“外野手”だったからこそ、ある程度の出場機会を確保できたと考えることもできる。また、イチローがライトを定位置にしながら状況によってセンターを守ったり、ヤンキース時代にはレフトを任されたりしたように、チーム事情や戦力に応じて比較的簡単にポジションを移ることができるのも外野手の強みのひとつ。

日本では主にライトを守っていた鈴木誠也も、チームによってはセンターや、レフトに回るケースも考えられる。特にメジャー1年目はどういう形であれ“出場機会”を確保することが最優先。そのうえでメジャーの野球に慣れ、数字を積み重ねていけばいい。“外野手”である鈴木誠也は比較的メジャーにフィットしやすいと言える。

出典:『がっつり! プロ野球(30)』

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