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2年連続ホームラン王の山川穂高のドラフト時の評価とは!?

Text:福嶌弘

ドラフト順位と選手成績が直結しないのはよくある話。期待の選手が伸び悩む一方、思わぬ掘り出し物が現れることも…そこでチームを牽引する主力選手たちの指名当時の評価をチェックしてみた。

独自のスカウト戦略でプロ野球界の常識を覆す

近年の西武は甲子園や大学選手権の常連などの超名門校の選手よりも知名度で劣る地方大学の選手やプロ野球選手としては小柄な身長180センチ未満の選手をドラフトで指名する傾向がある。その典型的な例となったのが2013年の2位指名、山川穂高だろう。

穏やかな県民性が災いしてか、大成した選手が少ないとされる沖縄出身で北東北リーグ所属の富士大学に在籍。山川穂高自身も身長は176センチと小柄でドラフト指名当時で体重は100キロを超えるなど、過去の例を見ると不安要素しかないというのが当時の山川穂高に対する評。いくら大学日本野球で4番を務めたとはいえ、2位指名は過大評価では?という声も一部で囁かれていた。

しかし山川はプロ4年目の2017年に78試合で23本塁打を放ってブレイクすると、翌2018年からは2年連続の本塁打王に。今や押しも押されもせぬスラッガーとして成長を遂げた。思えば西武には山川穂高と同じタイプの中村剛也を一流スラッガーに育て上げた実績がある。もしかすると球団内にはあんこ型体型の選手を育てる秘伝のノウハウがあるのかもしれない。

写真:あもあもだいち

 

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